子どもたち・子育てを取り巻く社会環境について
こんにちは!
メンバーのさおりです。
今日は少し、
子どもたち・子育てを取り巻く社会環境についての意見を
書いてみようと思います。
今、日本の子育て環境は正直厳しいですよね。
超子育てしやすい!
子どもにとって素晴らしい環境である!って、
制度的にも、経済的にも、教育的にも。
両手をあげて喜べる方は、
少ないのではないでしょうか。
制度はそりゃ海外諸国の方が大充実。
経済は何年も停滞してるし、
GDPだってめっちゃ下がってます。
本当に世界2位だった?!って見る影もないほどに。
教育だって、
わたしが子どもの頃からほぼ何も進歩してません。
大人にとっても結構厳しい世の中。
みなさんは具体的に何が厳しいって思ってますか?
私はね、
今までもじわじわと来ていましたが、
こっから徐々にヒートアップしていく感じがすごくしてます。
「真綿で首を絞める」表現が適切ではないかもですが、
そんな感じです。
じわじわと、
一見優しいんだけど
ちょっとずつ絞められてきている。
絞められていることにも気付かないほどに、
ソフトタッチな感じ。
でも、実際は締まってきていて、
気づいてないのは本人だけ、みたいな。
そして「苦しい!」って声をあげるころには、
手遅れだーみたいな感じがすごいしてます。
日本人の気質って我慢強く、真面目です。
「それでも日本って恵まれてるよね」って言い聞かせて、
耐えてきた日本。
経済は停滞し、
税金は上がり続け、
またか・・・というくらいに増税が繰り返されています。
家計のお金が足りないからと、
一生懸命がんばればがんばるほど、
所得税はえげつないことに、累進課税です。
一定の収入を超えると、
子育て関連の手当は、
所得制限によりすべて非該当になり、
頑張ってあげたはずの収入の半分は、国に徴収されます。
そしてそれでも「国の予算が足りないから」と、
また増税されます。
確かに日本は豊かな感じの国です。
「食べるものがない」ほどまでの
困窮はしにくくなりました。
でも、生活は目に見えないくらいずつ、
悪くなっていってませんか?
「幸福度」が低いというデータも何度も出ています。
しかもこれ、子どもの人数が増えるほど、
幸福度が下がる。
わが家のように
子どもが3人以上いるおうちの
日本人の幸福度は最低なんだとか。
人によっては
「もう限界かも」って追い込まれていませんか?
ここでお伝えしたいのは、
国への文句ではありません。
私たちの生活に、そして未来を担う子どもたちの生活に、
そんな子どもたちの教育に・・・
まさに「生活に直結する」ことが、
政治や経済です。
日本政府のこと、
国のこと、制度のこと、ちゃんと実態を知りましょう。
妄信せずに、ちゃんと実態を把握しましょう。
増税は本当に必要なのか?
本当に増税しないと破綻するのか?
政府ってどうなってるのか?
「変だよね、でも難しいよね」で終わらせないことです。
無関心で終わらないようにしましょう。
子どもたちのため、自分たちのために。
ちゃんと関心をもっていくこと。
これは私たちの親世代をはじめ、
今までの日本国民がしてこなかったことでしょう。
優しい日本人は、
国をとにかく「信頼」してきたと思います。
悪いようにはするはずないよねって。
でも、私たち親世代、
そして今の・これからの子どもたちは、
妄信することなく、
当たり前に「自分の頭で考えて行動」していく必要があります。
そのやり方を
子どもにも教えていく必要があると思います。
・政治や経済に関心を持つこと
・社会や国、世界に関心を持つこと
・関心を持ったうえで、ニュースに触れること
・社会のあり方を、自分ごととして自分の頭で考えること
投票行動もそうですが、
受け身で、よく分からない、難しい、国でそう決まったんだから、
そういう仕組みなんだから・・・
それでは済まされないほど、
実態は、中身はある意味ひどいもんです。
火がついている今の世の中です。
大人一人ひとりが
そんな視点を持つだけで、
日本は大きく変わると思いますよ(*^^*)
ため息ついて、
「税金高い」「払いたくない」って
愚痴を言うだけじゃなくて、
ちゃんと、
税金とは何か?どう使われているのか?
何を今優先しているのか?
どこに向かっていこうとしているのか?
受け身じゃなくて、ちゃんと自ら考える力。
そんなものを育んでいくのも、
私たち世代の子育て意識・そして自分自身の意識改革として
持っておきたいものですね。