ただ腹を空かせて君のもとへ帰るんだ
大好きな歌の最高のワンフレーズを
独断と偏見と愛情を込めて語るやつ。
星野源『恋』
「意味なんかないさ暮らしがあるだけ
ただ腹を空かせて君のもとへ帰るんだ」
逃げ恥とともに一斉を風靡したこの曲。
メロディと恋ダンスのイメージが強いけど、負けず劣らず歌詞もめっちゃいいこと言ってるのよ。
ポップでキュートなメロディに、ハッピーあふれる歌詞が組み合わさって大好きですこの曲。
というか逃げ恥も2年前だって!
時って早いね…
意味なんかないさ 暮らしがあるだけ
好きな人と一緒に暮らしている世界観だと思うのだけれど、そこに意味なんかない!って言い切るんですよ。
そんでもって、暮らしがあるだけですよー、平穏な日常ですよー、って付け足すわけです。
「平穏な日常こそ幸せ」みたいな価値観ってやっぱり無視できないし、
好きな人とただただ日々を過ごしてるよってそれもうただただ微笑ましい。
意味があるから一緒に暮らすってのは、家賃とか利便性とか、損得を考えてるイメージ。そういうのはたしかに「恋」のイメージじゃないなー。
逆に、意味がないのに一緒に暮らすってなかなかできないこと。日常に溶け込むくらい信頼し合っている証拠だね。
論理や理由(意味)なしに感情(無条件)で信頼できることこそ、ほんとの恋だよって教えてくれてる感じ。
ただ腹を空かせて君のもとへ帰るんだ
はいきました胸キュンポイント。一言で伝わってくる大好き具合。こんな恋がしたいよね。
星野源さんが歌ってるし、男性目線ぽくもあるけれど、女性目線かもしれないなーとか思ったり。
ドラマとしてはガッキーが星野源にご飯を作って待っててくれてるシーンが多かったけど、きっとそうじゃないパターンもたくさんある。
お腹すいたなって思いながら、待っててくれてる人と早くご飯が食べたいなって思いながら小走りで帰っちゃう感じよ。かわいいかよ。
もしかしたら、これから一緒にご飯を作るのかも?とか
君のもとへ、ってことは家とは限らないわけで、ディナーのデートをするのかも?とか
いろんな恋の形があるんだもんねとか考えちゃう。
でもそこに共通してるのは早く会いたいなって気持ちで、
それをこんなに魅力的な一言にできちゃうあたり、星野源さんはいい恋愛してきたor妄想力に長けてるんだろうな。
変態だけど、根は真面目な方なイメージ。うーん、前者かな笑
ちなみにこの曲ゆっくりめのピアノ演奏だと全然印象変わるからYouTubeで比べてみて。
メロディのポップさ的には「恋」ってタイトルがしっくりくるけど、歌詞的には「愛」だなぁっておもいましたとさ おわり