小説を読んだら、刺繍がしたくなったのだ。
先日、こんな記事を書いた。
第七官界彷徨は、なんだか私の心に残り過ぎてしまって、その後ずっとその気分に引きずられている。
すっごく好き、というのとはちょっと違って、なんか、つめあとを残すというか、いやそんな鋭い感じじゃないんだけど。
うーん、鳥の羽がふわふわと宙に浮いていて、それを取ろうとするのに、うまく取れないみたいな。
ずっと、気になってしまう存在になっちゃったのだ、とにかく。
それで、ついにやっちゃったのだ。刺繍を。
苔が出てくるんだけど、それをイメージしてみた。
うーん、もっと上手くなりたいな。という感じではあるけど、満足だ。
小説と刺繍、これからも続けていきたいな〜。
例えば、夢野久作の瓶詰地獄とか、谷崎潤一郎の刺青とか、川上弘美の蛇を踏むとか。
あ、表紙を刺繍デザインにするのも楽しいかも。(もちろん個人的な範囲でだけど。)
部屋の中に何があるかとかも、色々書いている。こういう作業をしてから、尾崎翠先生は執筆されたのだろうか、とか考えていると、たまらなく幸せな気持ちになる。
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