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部屋の模様替えがもたらす心の変化とは?

脳と時間に余裕がないと部屋の模様替えなどできないと考えていた。
元々掃除や片付けが好きと言うわけでも得意と言うわけでもなかった。
しかし最近になって部屋の模様替えを、趣味と言ってもいいほど頻繁に行うようになった。


部屋が整うと心が落ち着く?

このNoteで紹介しているように私は納屋で暮らしている。
定年退職前に第二の人生の居場所としてリフォームした城だ。
4.5帖ロフト付きで21平米のワンルームにトイレと洗面室も設けている。
田舎によくある母屋と同じ敷地内にある納屋だ。

片付けや掃除が楽しくなった理由

元々妻は片付けが上手だった。
本人曰く片付けは好きだが掃除は嫌いなのだそうだ。

私はどちらも苦手で部屋は乱雑、ほこりが溜まっていても気にしないたちだ。
もちろん私の城の掃除を妻がしてくれるわけではない。
あまりの散らかりようを見るに見かねて仕方なく片付けるのも私自身だ。

しかしその時は徹底して掃除もするといった繰り返しだった。
そもそも横着な性分は生まれ持ったものだと考えていたので、片付けや掃除に取り掛かるには余程の心を動かす理由が必要だと思っていたほどだ。

この戒めNoteにもその心を動かすための屁理屈めいた記事を何度も書いているほどだ。
サラリーマンのころは母屋で暮らしていたので掃除などはほとんどしたことがない。
内心「それは妻の仕事だ」と思っていたに違いない。

それが自分の城を持って少しずつ意識が変わってきたようだ。
「老後の納屋ライフを快適にしたい」とか「スローライフを楽しむには先ず丁寧な日常から」といった戒めが功を奏したようだ。

片付けや掃除のアフターに感じる心地良さは、正に心の豊かさを象徴するものだと気付かされた。
つまりアフターを想像することで苦手だった片付けや掃除が楽しいと感じるようになったのだ。

心を動かす原動力

うっすら溜まったPCモニター上のほこりだけなら今でも心は動かない。
そう簡単に三つ子の魂を矯正などできるはずもない。

アフターが想像できない日常の掃除よりも、目に見える変化こそが私の心を動かしているようだ。
いつも目の前にあって、整うとはかけ離れたテーブルタップが消えるといった想像だ。

普段たいして使わないプリンターを、別の場所に移すだけでもアフターの想像の材料には充分だ。
このような想像こそが、片付けや掃除の心を動かす原動力になっている。

私の中ではそんな小さな部屋の変化も模様替えと捉えている。

変化した部屋で、休憩がてらに挽きたてのコーヒーを飲む時こそがスローライフなのだろう。
時にはモノを動かすために棚などを作るDIYをすることがある。
これもまた老後のスローライフとしては打って付けだ。

昨夜積もった雪のお蔭で今日もインドアライフが心を癒してくれそうだ。
今も、午前中に想像した模様替えを昼から実行しようと計画しているところだ。

掃除が楽しいはずはないという先入観を…

「掃除が楽しいはずはない」や「家の掃除は男の仕事ではない」といった昭和男の先入観は今はない。
片付けは今や夫婦共通の話題にもなっている。

これまでは娘も不思議がるほど共通点のなかった私たち夫婦に、老後になって初めて繋がった共通の価値観こそが片付けだ。
日課になっている夫婦でのウォーキング時も、もっぱら片付け話が増えている。

妻も私に影響を受け、寝室の模様替えをしたところだ。
いや、そんな言い方をすれば「影響を受けたのはあんたの方だろう」と言い返されそうだからここだけの話にしておく方が賢明だろう。

どちらにしても片付けや部屋の模様替えは、色んな意味で心を豊かにしてくれているのは確かだ。
日常で目に入る部屋の変化が私の心まで変えてくれたようでもある。

部屋の中にある使っていないモノや移動しても差しさわりがないモノを探し、アフターを想像する楽しさを知った訳だ。

このように今の気持ちをNoteに残すのも心が動かなくなった時の戒めのためだ。

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