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老後に見つける自分に合ったコンテンツ!
変わりゆく時代に、是が非でもしがみついて生きようと思っている訳ではない。
しかしせっかく便利になったものを、みすみす使わずに目を背けるのも勿体ない。
この際、使えるものは何でも使って人生を楽しむのが今流だろうと考えているだけだ。
年代や目的に合ったSNSの使い方とは?
ラインやインスタ、フェイスブックやエックスなどの総称がSNSで、これらは写真や動画、文書や音声の情報を共有できるのが特徴のサービスだ。
そのSNSの最大のメリットは無料で情報公開、または情報共有できることだろう。
コンテンツとはその情報の内容や中身のことだ。
だが使い方を間違うと、心豊かな人生とは真逆の人生に導かれることもあるので要注意だ。
今日は私が隠居生活で経験したSNSの落とし穴や、お勧めの使い方についてまとめてみることにした。
あくまで私の主観なので考える切っ掛け程度に読んで頂けるとありがたい。
発信する喜びと共感が人生を楽しくする
60歳過ぎてから私が経験したコンテンツは動画、写真、文章、音声コンテンツでの発信だ。
動画コンテンツはYouTubeやインスタで写真コンテンツはフェイスブックとインスタ、文章コンテンツは自前のブログやこのNote、エックスやラインだ。
音声コンテンツはスポティファイなどで発信した。
このように多くのSNSに手を出してしまったのは、思いついたらやってみなければ気が済まない性分からだ。
しかしそのおかげでコンテンツとの相性や発信する喜びなどを知ることができた。
発信する喜びを最も感じるのは共感だ。
しかし共感の期待は禁物だ。
老後の趣味や仕事の情報を発信する目的は、あくまで人生を楽しむためと割り切る方が賢明だろう。
年金の足しに収益目的でYouTubeなどを仕事にすること自体は悪いことだと思わないが、収益目的と楽しむことを両立したコンテンツ選びは非常に困難だと言う他ない。
楽しんでコンテンツを発信していたら結果的に収益に繋がったというのが理想だ。
もちろんその場合であっても期待は禁物だ。
最初から収益を目的に考えるならSNSだけが手段ではない。
写真コンテンツなら写真ストックサイトや、文章コンテンツならこのNoteでも可能だ。
楽しむためのコンテンツ作成
発信のためのコンテンツ作りで、単純に考えて最も時間がかからないのは写真だ。
そして文章コンテンツに続き音声コンテンツで、最も時間が掛かるのは動画コンテンツだ。
しかしそれはコンテンツ作りという作業時間だけのことで、クリエイティブな意味合いからは一概に言えるものではない。
コンテンツ作りを楽しむコツは工夫とこだわりだ。
私は田舎生活なので写真の素材に困ることはないだろうとインスタを始めたが、すぐに行き詰った。
結局インスタは旅行に行った時の記録写真用サーバー的扱いになった。
最終的に他人と共有する目的を失ったインスタのアカウントは削除した。
どんなコンテンツを作れば自分の考えていることを表現できるだろうと考え、工夫することが楽しさに繋がっていく。
このNoteで文章コンテンツを作っているのも、想像力を働かせて楽しめているからだ。
私は元々文章を書くのが好きだった訳ではない。
サラリーマン時代も顧客に出すお礼の手紙や上司の同意を得るための稟議書など、とにかく文章を書くことが苦手だと感じていた。
そこで60歳過ぎてから写真や動画、音声コンテンツに挑戦して分かったことは、それらは文章以上に不得手だったということだ。
クリエイティブな視点からも、情報という視点からも文章の方が合っていることに気付いたということだ。
SNSの落とし穴
情報であれ作品であれコンテンツを発信するネットワークサービスには、それぞれ多くの特徴を持っている。
その中でも最も意識して始めたいのがコンテンツを見た人の反応の部分だ。
Noteの場合は「スキ」と呼ばれるハートボタンとコメントで共感や好意的な感想といった反応を知ることができる。
しかしネットワークサービスによってそのコメントが全て好意的だとは限らない。
例えばYouTubeにはバッドボタンがあり、Noteとは比較にならないほど発信範囲が広い。
その分好意的とは真逆のコメントも多くなる。
私がYouTubeを始めたころ、同年代の発信者のチャンネルで心無いコメントを見たことがある。
30字にも満たないコメントだったが、そのコメントで発信者がどれほど傷ついたことか想像するまでもなかった。
それを見たとき第三者の私でさえ腹が立ったほどだ。
そう思っていた矢先、自分のYouTubeチャンネルにも同様のコメントが届いた。
もちろんそのコメントは即削除し相手にもせずブロックしたが、これまでの人生でもそんなに多くないメンタルダメージをいとも簡単に受けたという経験だった。
SNSで楽しみながらコンテンツを発信するつもりが、精神的に強いダメージを受けてしまったのだ。
SNSの誹謗中傷によって人生を狂わせてしまう人が増えているのも想像できる。
コンテンツを発信するネットワークサービスを選ぶこともこのようなリスクを回避する手段だと感じているが、コンテンツの種類やジャンル選びもまた同様だ。
私が文章コンテンツを発信するネットワークサービスに、このNoteを選んだ理由もそこにある。
SNSの中でも発信範囲が散らばりにくく、有料なら更にその範囲を狭くすることができることもその手のリスク回避のメリットだ。
SNSは本来、社会的包摂(誰もが社会に包み込まれ、社会の一員として支えあうことを目指す理念)を実現するためのツールでもある。
特に最後の人生を楽しみたい私たちには打って付けのツールなのだから使わない手はないはずだ。
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