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竹田城跡 桜と雲海の超奇跡の絶景は?【車中泊】

私が住んでいる小さな町の一番有名な観光地が竹田城跡だ。
10年ほど前googleのCMで一躍有名になった。
今では海外からも多くの観光客を集めている。


天空の城の桜と雲海と日の出!

今年は山も里も一斉に桜が咲き始めた。
いつもなら一週間遅く咲く竹田城跡の桜もこの週末が見頃だろう。
今日は小さい頃から登っている竹田城跡の案内を私なりにしたいと思う。

竹田城奇跡の絶景

竹田城と言えば何と言っても雲海だ。
雲に浮かんだ城跡がまるでラピュタのように浮いて見える光景だ。
そのため今では天空の城と呼ばれている。
しかしその雲海がよく現れるのが9月から11月にかけてだ。
前日気温が高く翌日の朝は冷え込む日で、よく晴れて風のないというのも条件に加えられる。

そのような気象条件が最も揃いやすくなるのが秋も深まった頃だ。
その秋でも条件がそろって雲海が出る日となれば限られている。

春は城跡の桜が咲き誇るので、それだけでも美しい景観を見ることができる。
しかし春は絶対に雲海が出ない訳ではない。

春でも条件が揃えば雲海が出る。

その雲海と桜を同時に見ることができる景観こそ奇跡の絶景なのだ。
桜が咲いている数日間に雲海が出る確率は非常に低いからだ。
そして見ることができる確率が低いことで奇跡の絶景と呼ばれている。

超奇跡の絶景を写真に撮る

竹田城跡を写真に撮る場所は3カ所ある。
竹田城跡と立雲峡、それに藤和峠だ。

もし竹田城跡で奇跡の絶景をとろうと思うなら今日から(令和6年4月5日(金曜日)〜4月7日(日曜日)の3日間だけだ。
竹田城跡の入山時間が桜が咲いてからはこの3日だけ朝6時からになっているからだ。

雲海は8時ごろになると消えていることがほとんどだが、この時期の入山時間は通常8時からとなっているためだ。

そのためこの奇跡の絶景を他の場所から撮影するなら立雲峡か藤和峠からということになる。
その場合に順光で撮影するなら立雲峡で逆光なら藤和峠となる。

もし桜と雲海と日の出という超奇跡の絶景を狙うなら逆光にはなるが藤和峠だ。
写真には詳しくないが、逆光で桜を美しく日の出も入れて撮影するのはおそらく難しいのだろう。

明日の日の出は5時41分だが、太陽が山から顔を出すのはもう少し遅くなる。

雲海が深くて竹田城跡が顔を出さないことも考えられる。
花曇りで美しい日の出にならないこともあるだろう。

超奇跡の絶景は雲海が濃く、竹田城跡がラピュタのように顔を出す。
金梨山(かなしやま)から登る朝日に照らされた雲海が朝日と桜のピンクが相まって絶妙のグラデーションで染まっていく様だ。

これはあくまで私の想像だが、近くに住んでいてもまだ見たことのない超絶景だろう。

写真や観光目的の竹田城跡

写真目的の人が最も多いのは立雲峡だ。
立雲峡の第一展望台から竹田城跡までの直線距離は約2キロだ。
そのため100㎜以上のレンズがお勧めだ。
日の出時間になると順光で撮影できるので、もし雲海が出れば超奇跡の絶景も可能性は高まるだろう。

立雲峡は但馬有数の桜の名所でもあるため明日からは混雑が予想される。
もし行くなら早朝早い時間(夜が明けるまで)に行くのがお勧めだ。

駐車場から第一展望台までは40分かけて山道をあるくことになるので懐中電灯と運動靴が必須だ。

高校生以上は300円の入山料も必要だ。

藤和峠は登山なしで竹田城跡を撮影できるスポットだ。
但し日の出後は逆光になるので立雲峡と比較して城跡の桜を撮影するのは難しくなる。

しかしもし雲海が出たとしたら奇跡の絶景が期待できるが、藤和峠は駐車場がほとんどないのであまりお勧めはできない。

竹田城跡までの直線距離も3キロ近くあり立雲峡と比較しても遠くなる。

竹田城跡を写真もしくは観光目的で訪れる場合順当と言えるのは、先ず立雲峡でこの時期の奇跡の雲海を待って第一展望台に登ることだ。
もし雲海が出なくても立雲峡の桜を満喫できる。

その後に竹田城跡に登る計画を立てれば半日は充実した桜観光になるはずだ。
2024年4月7日(日曜日)までは20時まで竹田城跡観光ができるのでライトアップされた桜を見ることも可能だ。

竹田城跡アクセス

竹田城跡には山城の郷から40分かけて徒歩で登る方法や竹田城下の駐車場に車を置いて登山する方法などがある。
途中までバスで行く方法もあるが、最低でも20分は歩くことになる。

お勧めは山城の郷に車を置いてハイキング気分で城跡まで歩く方法だが、歩くのが辛い人には山城の郷からバスに乗って途中まで行き、そこから20分歩いて城跡に行く方法だ。

1日ゆっくり観光したい人は竹田まちなか観光駐車場に車を置き竹田城下を観光した後、JR竹田駅からバスに乗って城跡に向かう方法だ。
時間帯によっては山城の郷もまちなか駐車場も満車の可能性があるが、その場合は国道312号線沿いの竹田城下町観光駐車場に駐車することになる。

車中泊で前泊するなら山城の郷駐車場か立雲峡駐車場だ。
トイレもあって国道からは離れた静かな駐車場だ。

竹田城跡は基本的に早朝の雲海を目当てに来る人が多いので車中泊は当然だと認識されているはずだが、車中泊はあくまで個人責任の範囲内だ。
気になる人は朝来市の観光交流課などに問い合わせてみてほしい。


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