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お勧めの体験共有できる四国縦断夫婦旅!

この前計画した体験共有を意識した夫婦日帰り旅を実行した。
計画的には少し欲張りをしたかなと思ってはいたが、お互いにいい思い出を共有することができたので今回はその旅を紹介をすることにした。


やはり旅は体験型に限る

高知まで片道300キロの運転疲労は想像通りだったが、もう出来ないというほどでもなかった。
一人旅では一般道を優先していたが、今回は高速道路で高知まで行った。
交通量の多い自動車道で神経を使ったこともあり、改めて田舎の一般道のドライブが懐かしく感じた。

高知でとさでんを体験共有

朝早く出発したので高知に着いたのは10時過ぎだ。

車を置いたのは2度車中泊をしたことがあるタイムズひろめパーキングだ。
ひろめ市場の2階にあるこの駐車場は冬の車中泊に向いている。
夜の料金が安くトイレもある街中の駐車場は珍しい。

ひろめ市場で飲酒をしたとしても朝までぐっすり休むことができる。
特に奥まった一角は風も当たらず、外で車中泊するよりも遥かに暖かい。
高さ制限さえクリアできれば冬限定で最もお勧めの街中車中泊スポットだ。

ひろめ市場も開店して間もない時間なので客も少なく空いていた。
市場内を散策して鯛の刺身などでグルメを共有し計画通り近くの高知城に行ったが、これは見学をしたというだけで体験にはあたらないだろう。

どちらかと言うと、そのあとはりまや橋までの移動で乗ったとさでんの方が体験と言える。
旅先でその土地の生活に根付いた乗り物に乗るのは楽しい。
乗客は通学中の学生や買い物バックを下げた主婦などだ。

とさでん(高知市はりまや交差点)

あいにくはりまや橋は工事中だったが、とさでんに乗れたことの方が嬉しかった。
駐車場までの帰りは街散策をしながらアーケード街を歩いた。
高知にいたのは2時間程度だったが、とさでんに乗るという共有体験が旅の満足度に繋がった。

高所恐怖体験を共有

高知から一般道で大歩危に向かった。
そして大歩危峡(おおぼけきょう)の遊覧船に乗るか、若しくは祖谷(いや)のかずら橋を渡るかの選択を妻に任せた。
妻は祖谷のかずら橋を選択した。

祖谷のかずら橋(ここから見ている分には恐怖感はない)

妻もテレビで見たことはあったが、実際に渡ってみると想像していたよりも遥かに怖かったようだ。
私も高いところは苦手だがここでは見栄を張って怖くないふりをした。

ワイヤーで安全対策はしてあることも分かってはいるが、垂木程度の太さの木を隙間を開けて渡してあるだけの橋床は谷底が見えて恐怖感が沸く。

見学するだけの観光地と違い、祖谷のかずら橋は体験型のアトラクションだ。
このような高所恐怖体験も、共有できるから夫婦の思い出に残すことができる。

祖谷のかずら橋

祖谷のかずら橋は一方通行だ。
奈良県十津川村にある谷瀬の吊り橋と比較すれば、高さもなく往復しなくていいから私たちには適当と言える。

そのあと大歩危峡の遊覧船乗り場にも立ち寄ったが船が出るところだった。
船の出る時間は決まっておらず乗船客がそこそこ集まれば随時出るようだ。
時間もかかりそうだったので、今回は船に乗るのを諦めて次の目的地へ向かうことにした。

美しい夕日撮影を体験共有

徳島県の大歩危から一般道で約1時間10分走って香川県の父母ケ浜(ちちぶがはま)に着いた。

ここは日本のウユニ塩湖として知られ、瀬戸の夕凪という風が止まる現象を利用した夕日撮影で有名な観光地だ。
撮影に適した日時は、日没時間が干潮で水平線に雲がなく、そして浜に風がない(瀬戸の夕凪)という条件がそろった時だ。

香川県の父母ケ浜

カメラを低い位置にセットして、夕日方向にいる潮だまりの向こうの被写体を狙う。
これが今日の日帰り旅最後の共有体験プランだ。

条件は悪くない。
私はここに来るのは3度目だったが今日が一番条件が良さそうだ。
もちろん妻は初めてだ。

車を降りる時に長靴に履き替えた。
浜に出ると長靴をはいている人は見かけなかったが、そんなことを恥ずかしがる歳でなはい。
その観光客の中で私たち夫婦が最も年齢が高そうだ。
日本の観光客もいるが、多くは韓国や台湾から来た人たちのようだ。

被写体はその人たちだ。
撮られる側も、多くの人にカメラを向けられているのは承知してポーズを決めている。
映し出される被写体も逆光によってシルエットになるから誰であっても問題なさそうだ。

美しく撮影するコツは風が止まったタイミングを測ってシャッターを切ることや、潮だまりの風上の方が風の影響が少なく波が立ちにくいことと、カメラは出来る限り低い位置に構えることなどを妻に説明して美しい写真撮影を競い合った。

私もミラーレス一眼ではなく妻と同じスマホで撮影した。
このような撮影体験も共有できて楽しめた。
以前一人で来た時はYouTubeネタで撮影したと言うだけに留まったが、今回は撮影事態も楽しめ帰りの車内でも話が盛り上がった。

父母ケ浜の夕日

モデルとして雇った人でもないのに「あのモデルは飛び上がるタイミングが悪かった」とか「もう少し極端なポーズをしてほしかった」と言ったあつかましさ際立つ夫婦だけの会話だ。

せっかく香川県にきたので瀬戸大橋を渡る前に讃岐うどんを食べた。
これも計画に入れていたから実行できたことだ。
讃岐うどんの店は概ね14時に閉店するが夜まで営業している店を調べていた。

ちょうど坂出北インターチェンジのすぐ近くの店だ。
因みに店名は讃岐うどんやなぎ屋大西浜店だ。
リサーチした結果、瀬戸大橋のインター近くではこの店しか見つけることができなかったが、お手頃価格で味もよく四国の旅の締めとして期待通り満足度は高かった。

この日帰り旅が良かったのは何より体験共有だ。
妻のインスタを見て「せっかくなら泊まってきたらいいのに」と娘がライントークしてきたようだ。

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