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愛情のコップって?②


週明けの月曜日。
登園してくる子たちは、おうちの方と離れたくない
もっと一緒にいたいと泣いている子が多かったのですが、

長女は3歳まで家庭保育で過ごし
底抜けに明るい、あっけらかんとした性格で
ママ行かないで〜!なんてことはあまりなく。
(少し寂しいと思っていました…ないものねだりですね。)
週明けの登園もあまり苦労したことがありませんでしたが、
次女は1歳児クラスから入園し、
まだ1歳児という年齢ももちろんあると思いますが、
スーパーママっ子、ママしかダメ!な子でしたので
ママァ〜!!!と朝から涙涙のお別れをすることもしばしばありました。

私自身も朝の時間におわれながら
先生たち、よろしくお願いします!と
後ろ髪を引かれる思いで出勤していたことを思い出します。

平日、早番から遅番まで
私の勤務時間はみっちり通ってくれていたわが子たち。
週末はお出かけしてたくさん遊ぼう!と
キッズランドや、公園、お買い物。
とにかくお出かけせねば!楽しく過ごさねば!と思っていました。

そんなある日、上の子がぽつりと
今日はお家で、のんびりしたいな〜
ごろんして、みんなでミニオンみたいな。
と話していました。

えっ。せっかくのお休み。
お出かけはいいの?と拍子抜けの私…

実際に週末、お布団でゴロゴロ…
子どもたちとのんびり映画を見て過ごしてみると、
平日の疲れがやわらいだのか、
週明けの下の子大グズりが少なくなりました。

私(親)の思っていた愛情。
週末はたくさん出かけ、色んな体験をさせること。
楽しい思い出を作ること。
そしてそんな経験や思い出へお金をかけること。

そんなふうに自分の中で勝手に思っていたんだな、と思いました。
しかし実際には、

ママやパパとお家でのんびりしたい。
みんなでテレビを見たい。
だらっと過ごしたい。

子どもたちはそんなふうに思っていたのかもしれない。
平日は大人の仕事のように
集団生活を頑張る娘たちの思いに寄り添えていなかったかもしれない…と気付かされました。

愛情って、一方通行じゃいけないんだ。
コップ(子どものこころ)とゆったり向き合って
今、子どもは何を求めているのかな。
心身はどんな状態なのかな。
そういう視点を持つきっかけをくれました。

私もまだまだ未熟なので、
鬼のように怒る日もあれば
自己嫌悪で反省、落ち込む日もありますが
なるべく、親の一方通行愛を減らせたらと
思い過ごしています☺︎

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