濡れゆく私小説
先日書いたのは、最近よく聴いているMrs. GREEN APPLEさんのお話でした。なんのことだ、と思われた方はこちらもご覧下さい。
そして、今日は、大本命(?)のindigo la Endのことを書かせてください。音楽全く聴かないよ、興味ないよ、川谷絵音きらいだよ、って方も、すこしだけお時間をいただけませんか?
これは、今回のアルバムの『濡れゆく私小説』には入っていないんですけど、忘れられない曲なので、こちらを貼らせていただきました。歌詞がよすぎて、聴くたびに、嗚咽してしまうのです。(大袈裟だ!)MVのなかに、歌詞が流れるのでぜひ、ご覧下さい!
indigo la Endは、川谷絵音さんが最古からやっているバンドなので、あの方の原点てきなものだと、勝手に思っています。
あることで有名になってしまったし、世の中からの評価は冷たいのかもしれません。でも、音楽に関しては、高く評価されるべきひとだと思っています。
LIVEだと、なぜか言わなくていいこと言うし、長く喋りすぎて、メンバーが呆れることもあるし、あれ??!?言葉へたくそだな、って思ってしまうのですが、歌詞になれば、曲になれば、あれ?さっきやばいこと言ってたひとだよね?大丈夫?本当に同じひと?!?!なにこの曲!?!?!え?!?!号泣!!!ってなるんですよ。
メンバーの方々も素朴で、ギターの長田さんは最古から川谷さんとindigo la Endをやっていて、いいギターを弾かれるのです。ギターのことなんて全然わからないけど、耳に、こころに、グッときます。耳にも、こころにも残ります。
ベースのごちょうさんは、少しだけ年齢がお兄さんで、いい声でお話しされます。演奏中はとてつもなくセクシーです。弾いているときの、表情も素敵です。ベースのことも全然わからないので、そういうことしか書けなくて申し訳ないです。
ドラムの栄太郎さんは、一番最後にindigo la Endに加入されたのに、LIVEのときはムードメーカーな気がしています。栄太郎さんも表情が豊かです。顔でドラム叩いてるかんじ。ついつい見ちゃう。ドラムのこともなーんにもわからないので、そういうことについて書けなくて申し訳ないです。(2回目)
あと、コーラスの、えつこさんとみおさんもたまらないんですよ。この二人がいなければ、indigo la Endではないと思うほどに。えつこさんは、キーボードでいい音を鳴らしてくれます。
生きるのが辛かった2015年に出会って、それからずっとひとりでLIVEに通っていました。
初めて聴いたのはYouTubeでした。曲に引き込まれて、とりあえずLIVEにいってみたので、どんな人たちが演ってるのかは、まったく知らない状態で聴きにいきましたが、気付けばこころの支えになってくれました。
川谷さんがいろいろあったときに、解散しなくて本当によかったし、待っていてよかった。本当のことなんて、当事者にしかわからないのだから、糾弾されるようなことはないのだから。
世の中に、才能を殺されてしまわなくて本当によかった。人のことに文句を言えるほど、みんなそんなに正しく生きられているのかな?
音楽のこととか、楽器のこととかは、ほとんどわからないけれど、わたしはindigo la Endの、歌詞が本当にすきだから、失くなったら困るのです。どうしたら、こんな文学的なことばを紡げるのか教えてほしい。どんなきもちで、曲を作ったのか。
今回のアルバムのタイトルも、どういう意味でつけたのか教えてほしい。
捉え方は自由だということを教えてくれるバンドです。
どうか、生きづらさを感じているひとは、このバンドを聴いてみてください。
励ましてはくれないけれど、寄り添ってくれます。こころの、近いところにいてくれます。
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