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ルッキズム死ね!

プロの世界と素人の世界の境界線を、曖昧だと錯覚する現代人が増えているのではないか。

内面から魅力が外見に出ることが美しさ。もちろん健康的で。
ただ、上記の人々が求める「美しさ」の思考があまりにも不健康。

「あの芸能人〇〇と横に並ぶと顔大きいね」
「デブの基準は〇〇」
「以前はカッコよかったのに、最近ビジュ微妙」
「身長は何cm以上がいい」
「このグループ、ブスしかいなくない?」
そういう類の話をする人間を心の底から軽蔑する。
そして、そういう類の話をする人間ほど酷く自信がなさそうで、本質的な部分を見ようとしないのだ。

ルックスこそ個性があって、多様性が良いんじゃないの。令和7年、現代の箱に入れられて生き辛さを感じつつも「痩せたい」とかわたしも思っちゃうんだよねぇ。呪いのようだ。

「痩せてる」= アドバンテージ?美しさ?

デブでも愛せよ、なんて甘えた事は言わないけどさ。
あんまり寂しい事言うなよ。
追い求め過ぎて、人生が楽しくなくなってしまうとさ、それは呪いでしかないんだよ。

昔何かの小説で読んだことがある、
「数字しか見ない人間は、だんだん数字に似てくる
 そして、自分自身も数字でしか評価されなくなる」 
……みたいな内容。
何ていう作品だったかなぁ。

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