天地創造

額縁眼鏡をひん曲げたような顔した占い師から貰った虹色のストローで、2㎜方眼を睨みつけ細分化した夜を吸い出して、大量の展開図を散らした塗り絵をアクリル絵の具で綺麗に塗り潰すように、あらゆる角度から隙の無い佇まいの無限個存在する星々を配置して、それを、それを、ぶん回す。回す。回す。回す。
程よく濁った夜は、己を宇宙と呼ぶよう指示を出した。
俺はそれを世界と呼んだ。

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夢蒟蒻
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