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なぜキャリアコンサルタントになろうと思ったのか?

むらゆめ@キャリアコンサルタントです。
今まで読む専門だったnoteですが、自分の考えをアウトプットしたり、誰かに私が何者かを伝えるために投稿をしていきます。
簡単ですが、自己紹介。
東京都在住の36歳。クリエイティブ系の会社の人事部に所属して、採用/人材育成/デザイナーやクリエイターの労務管理をやっています。
副業が認められているので、副業としてキャリアコンサルタントとしてカウンセリングサービスをやったり、キャリア研修の講師なんぞもやっております。
プライベートでは、7歳と3歳の子供の母親。夫は仕事大好き人間で、平日はほとんどワンオペ。
親の力やベビーシッター、家事代行支援などの力も借りながら、毎日やりくりしています。
好きな言葉は、「ありがとう」
好きな花は、あじさい。個人的に雨は苦手だけど、雨の中で懸命に咲き誇る。小さな花が集まって大きな花になるところが好き。花を咲かせるシーズンは短いけど、木にはいつも葉をつけて佇んでる。
尊敬している人は、アップルのスティーブ・ジョブズとユニクロの柳井さん。
ジョブスのかの有名な卒業式スピーチは、繰り返し聞いており、connecting dots
(点と点をつなぐ)は、ある意味私の座右の銘かもしれない・・・。(この話はまた今度)

ジョブスかっこよい・・・


柳井さんのことも書きたいけど、文字数かかるから、これもまた今度・・・(笑)
ストレングスファインダーの上位5つは、「個別化」「ポジティブ」「規律性」「共感性」「適応性」です。
最近流行りのMBTIは、INFJ型(提唱者)です。

「人のあるべき姿を見て接すると、その人の人間としての可能性が開花される」
ふむふむ・・・



今回は、私の持っている国家資格”キャリアコンサルタント”について。
なぜキャリアコンサルタントになろうと思ったか?を紐解きながら、
・私って何者?(過去・現在)
・これから何がしていきたいの?(未来)
これらについて、書いていきます。


キャリアコンサルタントって何する人?

そもそも、キャリアコンサルタントって何する人?という方も多いのではないでしょうか。
自律的なキャリア形成、キャリア教育、リスキリングなどのワードは聞いたことがあるかもしれません。
キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングをする専門家のこと。
キャリアコンサルティングは、厚生労働省により以下のように定められています。

「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。

厚生労働省キャリアコンサルタント

一般的な定義はこれですが、私なりに噛み砕いて、キャリアコンサルティングを説明すると、”自分のありたい姿に向かうために、キャリアの目標や悩みをカウンセリングし、その人のエネルギーを引き出すこと”と考えています。
・・・厚生労働省の定義とちょっと違くない?と思いましたよね(笑)
厚生労働省が定義しているキャリアコンサルティングは、職業を選択したり、キャリア形成における相談に乗って、アドバイスをすること、なんですよね。
もちろん、それもキャリアコンサルティングの一つですし、私も行います。
ただ、私はキャリアコンサルティングをもう少し幅広い意味に捉えています。
なぜかって、キャリア=仕事や職業だけではなく、人生全体に関わることだから。

今は、共働きや多様な働き方が増えてきて、プライベートと仕事って切っても切り離せないと思うんです。
かくいう、私も2児の子供を育てるワーキングマザーで、夫は仕事が超忙しい。
夫にも土日は育児コミットしてもらうけど、平日は基本的にワンオペ。
仕事の合間に、子供のことで学校関係から連絡が来ることもあるし、仕事のスケジュール調整には家族のことを切り離して考えられない。
おそらく、こんな感じでプライベートと仕事の頭を行ったり来たりしながら、そしてプライベートの変化が仕事に悩みを引き起こしたり、逆に仕事のことがプライベートに変化をもたらす・・・ってことが現代人にとっては当たり前ではないでしょうか。
なので、キャリア=仕事ではなく、人生
キャリアコンサルティングは、その人の人生に関わることで、その人自身がありたい姿(=こんな自分でありたい、こんな人生を歩みたい)を共に考え、そこに向かうためにその人自身が持っている内なるエネルギーを引き出すこと。
時には、アドバイスをすることもあるけれど、基本的にはその人自身の考えやパワーをカウンセリングを通じて引き出していきます。
・その人自身の強みや成長課題、モチベーションの源泉を言語化する
・自分のありたい姿はなにか?解像度を上げる
・ありたい姿に向かうための道筋を共に考える
・その過程で学びたいスキル・知識は何かをアドバイスして、行動計画を立てる
こんなことをカウンセリングでは行います。

なんでキャリアコンサルタントになろうと思ったの?

さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここからは「じゃあ、なぜキャリアコンサルタントになろうと思ったの?」について。

私がキャリアコンサルタントになろう!思ったのは、私が営業としてのキャリアを築いている時にどうしてもキャリアの道筋が見えずもがき苦しんでいた自分自身を変えたい!と強く思っていたからです。
営業としてのキャリアに苦しんでいたことをもう少し詳しく書きますね。

そもそも、なんで営業やってたの?っていうところからですが、私が新卒で入社した会社は事務系総合職=大半がBtoBの営業として配属されると決まっており、私もそのレールに乗ったわけです。
女性も活躍している大きな企業でして、私はそこで営業としてキャリアをスタートします。
最初は地方から始まり、その後東京など転勤も何度か繰り返しながら営業をやっていました。
ま〜最初は無我夢中でした。
はじめての土地で、はじめの社会人、はじめての一人暮らし、はじめての運転・・・。はじめて尽くし。
よくそんな環境でやってたな・・・。
成績は優秀でもないし特に良くも悪くも(多分?w)目立った新入社員ではなかったけど、配属された環境が良かったのと、同期にも恵まれたのが功を奏して、最初の配属地では長めの約6年いました。
母親が働きながら自分を育ててくれたのを見ていて、母から繰り返し「女性でも何かしらの仕事をしながら、一生働きなさい。社会とのつながりを持ち続けなさい」と言われ、育ってきたので、とにかく「仕事だけは絶対やめない。一生働くんだ」という意志だけは、すごく当時から強かったです。(そして、それは今も)
ただ、私は営業の仕事を長くやるにつれて、「自分って営業に向いているのかな?(人と話すの好きだし、得意先にも信頼されて頼りにされるけど、成績はそんなに良くないし、体力的にも実はしんどい)」とか「同期がどんどん別の部署に行って活躍している(ように当時はすごく見えていた)のに、私はこの先もずっと営業で、っていうか営業がいいのかな?」とか「新入社員からずっと営業やってるけど、何か成長したりできるようになってるんだっけ?」とか「そもそも、私って将来何やりたいんだろ。っていうか、この会社には何で入ったんだっけ」とか・・・。
モヤモヤする気持ちだけが渦巻いてる。
だけど、そもそも考える力がそんなに鍛えられてないし、言語化する力もなかったので、モヤモヤする気持ちはずーーーーっとあるのに、何からどうやって解決していけば良いか、わからない。
考える力がないなら、とにかく行動起こそう!みたいな感じで、行動を起こすわけでもない・・・。
今に思えば、完全に負のループに陥ってました。
そんなループに陥って、何もしないまま多分2年位過ぎ去っていたかもしれません。
そんな時に、ひょんなことから昔お世話になった先輩が「全社的なプロジェクトが始まるんだけど、営業の現場の声も聞きたいから参加してくれない?」と声をかけてくれました。
何かしたい気持ちはあるものの、きっかけがなかった私は、すぐさま「やります!」と手を挙げました。(よくやった!当時の私)
これが完全なキャリア転機になりました。
プロジェクトで出会った役員の一人がどういう風の吹き回しか、私のことを一度しか会っていないのに、その後の打ち合わせで覚えてくれていました。
接点の少なかった私が、打ち合わせ終わった後に話しかけて、「●●さんのアイディア、うちの事業でも取り入れたいです!」ってのを覚えてくれていたのかな・・・。(今度聞いてみよう)
その役員が営業育成部門を作る時に、私も同時期に異動となりました。
それが営業→人材育成にキャリアチェンジしたきっかけでした。
私のキャリアチェンジは、やりたかった訳でもなんでもなく、完全にプランドハップンスタンスでした。

プランドハップンスタンス理論とは、計画された偶然と訳され、「キャリアというものは偶然の要素によって8割が左右される。偶然に対してポジティブなスタンスでいる方がキャリアアップにつながる」という理論です。
(一部割愛)
プランドハップンスタンス理論を構成する重要な要点としては、以下3つの要点があります。
・個人のキャリアの8割が、偶然の出来事に左右される
・偶然の出来事を本人が主体的に活用することで、キャリアアップできる
・偶然を意図的に生み出せるよう行動することが大切である。

https://www.cbase.co.jp/column/article553/

こんな感じで、ひょんなことから人材育成部門に異動した訳ですが、これが自分にとってすごくやりがいのある、情熱を持って取り組める仕事だったんです。
私に興味薄めの夫からも、「結婚してから5年間の中で、一番情熱をもって仕事してるのが側から見てわかる」と言われたくらいでした。(どんだけ営業の時、情熱なさそうだったん・・・)
この営業→人材育成のキャリアチェンジによって、人生に明るさと輝きを取り戻した?ことをきっかけに「私がやりたいことは、”人”に関わる仕事なんだ」「人は自分の強みを生かしてやりがいを持って仕事をしていると、こんなに生き生きできるんだ」「営業時代の苦しかった私にもそれを伝えたい」「いや、むしろ当時の自分だけではなく、今苦しんでいる人やモヤモヤしている人にこそ、このことを伝えたい」と猛烈に、それこそ身体の底からパワーが溢れ出るように、このポジティブなエネルギーを色々な人にも感じてほしいと強く思うようになりました。
そこから、色々調べていくうちに「キャリアコンサルタント」というキャリアの悩みを抱える人に大してコンサルティングをする資格を知り、「これだ!!!!」となりすぐに申し込んだのです。
あんなにやりたいことがわからなくて、2年近く行動を起こせなかった自分がどんどん行動を起こしていることが驚きでした。
さて、長くなりましたが、これが私がキャリアコンサルタントになろう!と思ったきっかけです。
次回は、「で、実際にキャリアコンサルタントとして、今どんなことやってるの?」「これから、どんなことやっていきたいの?」ということについて、書きます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!

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