京都の雑煮は白味噌雑煮です〜
小さい頃、お正月起きてきたら「あけましておめでとうございます」を言うたら、煎茶に結んだお昆布と小さな干し梅かな?が入ってて、それを飲む。
そして、お雑煮は白味噌雑煮に丸餅やねん。
最近では正式なお正月行事をしてないので、正しい京都のお正月のことはもう忘れてしまってるかもしれへん。
昔は他所からお嫁さんに来はった人は白味噌雑煮が気持ち悪くて食べられへんかったらしい。たしかに白味噌の味はちょっと甘みがあって食べ慣れてない味やったと思う。
今はクリームシチューとかの延長でクリーミーな感じとかに対抗ないんかもね?と誰かに言われたわ〜
白味噌雑煮は丸餅と頭芋っていう丸い岩みたいな大きな芋があって、それのソフトボールくらいの大きさのものが入ってて食べきれへんかったわ〜っていうのを聞いた事があるけど
今は海老芋っていう、海老見たいに丸まってる京野菜のお芋さんや里芋なんかが入ってる事が多い。
そして、花かつおの香りが立ち込める器に口をつけると、ちょっとトロみのある 出汁と白味噌の溶け合ったお汁が入ってくる。
一年の初めに香りと味わいの調和した贅沢な一口から初まるのは、こんなに正しい事はないんじゃないのかなぁ。と思わせられる。
というのが本来の京都のお正月の始まりです。
食べる前にお清めのお神酒として最初に日本を少したしなんでた様な気もする。
これはウチだけのルールやったかもしれへんけど。
その後のお正月は退屈で、その退屈なのがなんともお正月らしかったなぁって思う。
今はウチの実家は寝正月で私も正月前も後もなんだかバタバタしてて、
私は年明けの餅つき大会や落語会で白味噌雑煮を作ってる。
今年も年明けの12日に落語会とお雑煮会あります!お陰で毎年自分も白味噌雑煮にありつけてる!(自分でつくってるんやけどな 笑)
年内のうちに丸餅確保しとかなアカンわ〜