身体の不調対策のヒント7 不眠気味④ 補足 心身の健康&「平常心」へ
不眠気味についてのまとめは発信済みですが、今回は、少し補足します。
不眠症でお悩みの方も多いと思いますが、何らかの参考にならないかと思い、漢方医での治療の顛末をもう少し詳しく書きます。
不眠症の原因は様々であり、対処法もいろいろで、
工夫、努力が必要な場合もあるかもしれませんが、「必ず治る類のもの」とも思われます。
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今までの内容
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「不眠気味③」では、漢方医にて処方して貰って治ったと述べましたが、その顛末をもう少し詳しく書きます。
漢方医にあたりをつけたのは、テレビの不眠症についての番組で、ある大学病院での漢方医学の成果について放映され、その大学病院に連絡すれば診てもらえる、とのインフォメーションがあったからです。
詳しい内容は忘れましたが、どうも確からしいと思ったので、さっそくんその大学病院(の受付)に電話してみました。
別に隠すこともないので、大学病院名を書きますが、千葉大学の東洋医学部門です。私もよく知らなかったのですが、千葉大学の東洋医学の歴史は古く、また権威のある部門のようです。
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余談ですが、
千葉大学はあまりなじみがなかったですが、千葉大学と聞いて、私の新入社員時代を思い出しました。
最初の配属先は、工場側の比較的楽な部署で、直属の課長が、千葉工業大学の前身の学校卒だったからです。千葉大学ではありませんが、語感が似ているので・・・。
(さらに余計なことですが、大昔のフォーク歌手の伊勢正三さんの出身大学だそうです)
私は、さらに工場側の品質保証・検査部署に異動し、またさらに、開発本部の品質担当に異動後に、その元上司にばったり工場わきの通路で会いました。
「やあ、〇〇君、元気? 開発はずいぶん忙しいようだけどうまくやってる?」的な言葉だったと思いますが、私は「はい、元気で頑張っています」とかの模範生的な返事をした記憶があります。
しかし、やはり「善い人」だったなと、思います。
当時(20歳代後半)は、製品品質保証のスタッフとして、テストベンチへ行ったり、工場内を走り回っていたりで、作業服なんかもしょっちゅうクリーニングに出さなければいけない様な、現場的な苦労していたので、辛いことや嫌なこともありましたが、
あまり悪い人はいなかったと思います。
「嫌なことは忘れる、良いことは覚えておこう」、というのが、ここで言いたいことです。(失敗に対する反省、対策を講じることは必要)
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話を戻しますが、
早速、千葉大病院(の受付)に電話をすると、県外の方には近くの漢方医を紹介します、ということで、紹介されたのが自宅と同じ市内の、名医と言われる漢方医でした。
私の症状を聞いてから、その先生の診察は、軽くお腹の右横に手を当てただけで終わりました。
私は、目をつぶっていたので見てはいなかったのですが、先生が「なるほど、やっぱりそうか?」と、うなずいている様子がうかがえました。というか、それほど自信に満ちた感じがしましたので。
処方されたのは、睡眠用のものではなく、イライラを鎮めるための漢方薬でした。
それを1ケ月程服用してから、また違った漢方薬になったのですが、睡眠状態はいまひとつであり、本当に大丈夫かな?、とか思っていました。
途中でやめてしまおうかとも思いましたが、漢方薬を3度くらい変えるうちに、症状は好転してゆきました。
「やはり、これはと思ったら、ある程度は続けなければいけない」というのが、ここでの教訓です。
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先生は、具体的な説明はあまりなさらない方なので、以下は、私の推察です。
当時、東北大震災、ふくいちの事故から、
異常気象、国際間の紛争、隣国のミサイル問題、国内の変な事件多し、組織的詐欺多発、組織のリーダー層の劣化(パワハラ、セクハラ、モラハラ等)、いじめや自殺が多発、経済不況、などなど、世相が良くないこと、
会社を定年退職後、生活のリズムが掴めない、などで、
ストレスが過多となり、慢性的に、ストレスホルモンと言われるコレチゾールが過剰となり、睡眠を妨げる要因となっていた。
そこで、まず、イライラを抑える漢方薬が処方され、イライラが治った(コレチゾール過多が収まった)状態で、今度は本格的に、睡眠を即する漢方薬の処方に切り替えた。
という、手順であったことが推測されました。
良くわからなかったら、「自分で出来る限り調べてみる、推敲する」ことが必要である、というのが、ここでの教訓です。
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それから、本格的に、心身の健康をめざす生活に切りかえた、ということは、前回に書きました。
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今は、心身の健康をめざすには、食事、睡眠、運動系(ストレッチ、ラジオ体操、朝散歩、自転車、筋トレなど)も重要ですが、
さらには、瞑想、クンバカハ、安定打座法、などの、
肚(はら)を作る、精神のクリーニングをする、ということも、必要な事と思い、鋭意努力中です。
〇 「平常心を保つ」、「非常時も落ち着いている」ことは、
この混乱した世相、戦時中かと思われるような異常事態をも、
精神的に乗り切っていける、有効な方法とも思います。
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やや内容が散漫としたかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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音楽
シューベルト: ピアノ五重奏曲「ます」:第4楽章[ナクソス・クラシック・キュレーション