信用のおける社会に
1. 今、一番言いたいこと
(1) 社会派のNoter (ブロガー)としては、やはり、今一番言いたいこと、この時代や社会に必要なことは、現世的には「信頼」とか「信用」だと思います。
(信用と信頼の違い:インターネット記事より)
信用とは、何らかの実績や成果物を作成して、その出来栄えに対しての評価のことをいいます。そのため「信用」するためには、実績や成果物が必要不可欠なわけです。この実績や成果物といった、過去の業績に対して「信用」するのです。
一方「信頼」は、そうした過去の実績や業績、あるいはその人の立居振舞を見たうえで、「この人ならこの仕事を任せてもちゃんとしてくれるだろう」とか「この人なら私の秘密を打ち明けても大丈夫だろう」などと、その人の未来の行動を期待する行為や感情のことを指します。もちろん「信頼」するためには何らかの根拠が必要ですが、その根拠を見たうえで、未来を「信頼」するというわけです。
そう考えると、「信頼」してもらうためにはまず「信用」が必要です。「信用」なしには「信頼」を勝ち取るのは難しいでしょう。
(2) 愛とか恋とか、夢とか希望とか、幸せとかは、人生に一番大切なものと言われます。確かにそうですが、うまくいかなかったり叶わなかったりしたときにどうなのか、とも思います。
(3) そのため「悟り」とか「宇宙真理に目覚める」とかが、究極的には有効だと思い、自分自身もその探求に明け暮れているという感じです。
(4) これは、世の中の一切の責任は自分にある、永遠の真理に目覚めれば、現世的な悩みはなくなる、ということだと思います。しかし、難易度が高いですので、私などはそ周辺に近づいたかな、と思う程度で、なかなかその真実をつかめません、というか、つかむものでもないのかも知れません。
(5) また実際に「悟りの境地」に至った人でも、常に修行、修練を続けていないと、「悟りの境地」から離れて行ったり、忘れてしまうもののようです。
(6) そこで、冒頭に、「現世的には「信頼」とか「信用」だ」と述べており、「現世的」に考えることが、現実的であり有効であるとも思います。
2. 古きを温ねて新しきを知る
(1) 最近知った、というか見直したのは、「晴天を衝け」でおなじみの、渋沢栄一の考えです。
「商売は、信用が第一」というような意味の言葉を残していますが、「信用」とは、経営者、社員、消費者(お客様)、地域社会、国レベル、すべてに対して信用、信頼関係にあるということです。
(2) 難しいことですが、それが、「すべての人の幸せを願う」という、彼らの思い(東洋哲学的な考え)とも一致します。
(3) そして、あらゆる人間の営みの中では、「信用」や「信頼」が最も重要なのではないかと、個人的に思います。
(4) 特に、あらゆる組織のリーダー層が率先垂範しなければならないと思うのに、逆にリーダー層が、率先垂範して「信用」や「信頼」を損なうような行為をしては、世の中がおかしくなるのは当然のことです。
卑近な例で申し訳ありませんが、例えば、という意味で添付します。
(省略。思いつくものを考えてみてください)
3. 重要な政治
政治に関しては、責任のない放談のつもりですので、そのようにお読みいただけたらと思います。
(1) 今度、衆院選が行われますが、どんなに立派な恰好や素晴らしい言葉を尽くしても、「信用」や「信頼」できない人は支持されないのは当然です。
(2) 問題はむしろ、投票する側の投票者が、嘘を見抜く力、同調意識に流されないなどに気を付けて、ウィニングボールは自分たちの手にあると自覚することだと思います。
(3) その意味で、成人の全員投票の義務化(罰則なし)など、あまり考えない政治についても、意識づけの一環になるのではないかと思います。
4. むすび
「信用」「信頼」というのは、植物で言えば「根っこ」、建物で言えば「土台」、人間の性格では「誠実さ」「真心」といったものだと思います。
昨今の風潮としては、見落とされがちになっているかもしれないので、あえてまとめてみました。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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音楽
私のブログでの十八番(おはこ)になってしまっている曲です。
Billy Joel - Honesty (Lyrics In Japanese & English / 英詞 +日本語私訳)