今日は『介護の日』らしい
厚労省の公式LINEからの通知
11月11日は『介護の日』
「いい日、いい日、毎日、
あったか介護ありがとう」
ということで、11月11日らしい。
いわゆる『ヤングケアラー』
『若者ケアラー』と表現される状態に
該当していた・いる私。
介護の『仕事』について
少し話してみる。
介護職について、私は
否定的には思っていない。
介護でしんどい思いをして
精神年齢がとまってしまっている
にも関わらずだ。
きっと、仕事なら楽しめたと思う。
誰かの役に立てることは嬉しいし
たとえお礼の言葉を言われなかったとしても
私が分からなかったとしても
私からの手助けや声掛けで状況が改善したら
すごく嬉しかったし、ホッとしたから。
それに、家族の介護だったから
24時間無休の状態だったけど
仕事なら『定時』という終わりが来る。
介護が始まった頃、私は15歳だった。
なんの知識もないままに5年間
支えて抱えてしていた。
そりゃ、介護が終わったあと
全身に痛みが走って倒れるに決まってる。
学校に行って勉強するなり
仕事で研修を受けるなりすれば
多少は体を痛めるリスクは下げられるし
今の医療・介護の現場は
ノーリフティングケアにシフトしてきている。
適切に機器を使って、患者・利用者の負担も
従事者の負担も、両方減らそうとしている。
認知症患者の対応が大変と聞くし
実際、私も大変だったが
実は、私が生まれる20年くらい前に
フランスで考案され、実践されてきた
ユマニチュードというケア方法が
日本でも注目を集めている。
悪くないと思わない?
私は、あまりにも体がボロボロすぎて
自重すら自分で支えられない時があるから
もう身体介護はできないけれど
ほんのちょっとだけでも
「どんな仕事なんだろう」
「見るだけ!ホントに見るだけ!」
という気持ちが自分の中にあるなら
自分の目で確かめてみてほしい。
「きつそうだから」で最初から
選択肢から外さないでほしいなと思う。