逃した魚は大きい

別事務所のオーディションを受けていたことが規約違反で即日解雇というツイートが流れてきた。

過去に何回かあり累積で解雇ならわかる。だが、書き方から察するに一発レッドだ。如何なものか。

規約違反を認めるつもりは毛頭ないが処分には段階がある。

それにより良い環境、事務所やグループのネームバリュー。より良い待遇。そういったものを求めるのは人として普通。私はそういう野心がある人が好きだ。

なぜそうしたのか。現状のどこか不満なのか。そこヒアリングして洗い出せば組織の成長のヒントがあったはずだ。何もなく他の事務所オーディションを受けることはしない。ただその事実がグループ内に漏れたらモチベーション低下に繋がる。当事者間で留めておかなければならない難しさはある。でもそれが運営の役割ではないか。プロデューサーが圧倒的カリスマならその他が全員イエスマンでも成立する。だがそんなグループ世の中にほぼ存在しない。グループ内に落とし込めず外に求めてしまうような環境そのものに私は問題があると感じる。

そして即解雇。このやり方は悪徳だ。その子に対して多少なりとも金銭を投じている顧客が1人でもいるならば、このやり方はその顧客に対する冒涜でしかない。規約違反は内部の問題だ。顧客には関係ない。何の段階も踏まず突然会う機会を失う。果たしてこれはカスタマーファーストなのか。

ファンビジネスのあり方を考えさせられた。

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