『説明できる好きは本当の好きじゃない』

「説明できる好きは本当の好きじゃない」、実業家ローランド氏の言葉として有名である。ゆめちゃんに出会ってからこの言葉と出会ったが確かに理屈で説明できるものではないので腑に落ちた。ゆめちゃんのどこが好きか、と聞かれても答えを出すのは難しい。これまで10年アイドルオタクをしてきた。これまでの推しメンは僕からのアプローチで見つけた人達ばかりだが、ゆめちゃんに関しては彼女からのアプローチである。あの日声をかけてくれていなかったら出会うことはなかったであろう。というのも、当日通っていたグループと当時所属していたまッとではグループの力差がありすぎた。対バンで被ることもほぼなかったであろうし、出会う確率はかなり低かったであろう。私は彼女との出会いに感謝している。オタクとして楽しかったのはもちろんだが、私の人生が好転していった。彼女への感謝を伝えたくてサプライズ作戦を決行することを決意した。

出会って半年、デビュー1周年、誕生日、ワガママきいて?加入1周年、デビュー2周年。ここまでマメに記念日を意識したことなんてないし、記念日にプレゼントしたりってことも全然なかった。前に通ってた子の時に少しやったことはあったけど。ゆめちゃんに出会ってからは不思議とやっていた。なぜだろう。自然と心が動かされていた。極論、お金は無限、だけど時間は有限。皆一律に1日24時間しかない。限られた時間を1人の人間に使うのは愛情表現になるのではないか、これがサプライズ計画の根底にある価値観だ。これは普段のオタ活のスタンスの延長である。「"会い”に行くことが推しメンに”愛”を伝える最大級の表現」これも要するに推しメンに会いに行くには1人に対して多くの時間を割く。

アイデアは今までオタクしてきた中から得ているものがほとんどであるが(組織として実際に関わったものもある)私1人の監修で最後まで作品を作り上げてプレゼントしたのはゆめちゃんしかいないと申し上げておく。以下2年間のまとめである。


・半年記念:ガラスの靴

「半年記念なんている?」と思われる方もいらっしゃるだろうがアイドルの"寿命"はわからない。最近のアイドルは1年も続かないことが多いイメージ。ゆめちゃんもそうなってもおかしくないと思った私は出会って半年記念のプレゼントを用意した。ちなみにゆめちゃんはとてもタフな子だったので私の不安は杞憂に終わった。

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・デビュー、出会って1年記念:手作りアルバム

アイデアはアキシブProject二期生の卒業セレモニーに関わっていた時のもの。表紙、表紙の裏、裏表紙、裏表紙の裏4ヶ所歴代の衣装でデコレーション。中身はデビューから1年間の活動年表と撮ったチェキをリメイクしたもの。裁縫とかこういうの一切作ったことない中でユザワヤで布とか道具買いながら作ったのが懐かしい。製作期間は1ヶ月くらい。

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・ワガママきいて??加入1周年記念:モザイクアート

アイデアは元乃木坂46の相楽伊織さんの生誕委員をやっていた時のもの。1枚もポーズ被らずチェキを撮り続けてくれている彼女への敬意を表し500枚のチェキを使用。

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・デビュー、出会って2年記念

「愛を込めて花束を2021Project」

これは僕の人生史上最大級のサプライズ作戦であった。内容に関してはここでは控えさせて頂く。

「感謝と恩返し」をモットーにいろいろサプライズを仕掛けてきた。手作りに関しては企画立案から完成させるまでだいたい3ヶ月程度要したし、緻密に緻密に考えた上で作ったので自信しかなかった。

正直、もうこれ以上やれることはないと思える領域に到達している。ここまでしたいと思える人に出会えたことは幸せだ。

今回はここまで。

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