紙だらけの地方税理士法人からMacbook1台で仕事が完結するITベンチャー企業に転職した話
2020年、人生が大きく変化した人はとても多いですよね。
私に関して言うと、緊急事態宣言真っ只中に夫が地方から東京に転勤が決まり、外出自粛の中東京へお引っ越ししました。
その際以前パート勤務していた税理士法人を辞め、自粛が落ち着いて以降新たにITベンチャー企業で働くことになりました。
現在は週1出社の残りは在宅勤務で会計周りのお仕事をしています。
今回の記事では、大きく変わったことを3点お話ししたいと思います。
モニターもマウスもなくなり、Macbook1台で仕事が完結するようになった
初めて税理士法人で仕事をした時(4年前)、正直びっくりしましたが、紙から紙への入力作業の実に多いこと。いわゆる記帳業務です。私は当時幼稚園児が2人いたのでフルタイムで勤務することは考えられず、底辺の末端でほぼ雑用業務、入力業務をしていました。(税理士試験の会計科目受かっているのに・・・!)データでもらえれば、たやすく取り込めるのに、顧客先のベテラン(?)経理さんは、未だに勘定科目のついたハンコを振替伝票に押して、金額を記入。最終残高を合わせるためにひたすら電卓を打つ・・・。その光景を見たわけではありませんがおそらくそのような業務が行われていたのでしょう。そして大量に送られてくる領収書の山・・・。2020年3月末時点まで働いていたので、これは別にずいぶん昔の話ではありません。
現在は請求書も領収書も従業員の立替経費も全てクラウド化されており、大量の書類を整理することは基本的にありません。売上の請求書も、支払の請求書も全てPDFで保管されやりとりしているので、PC上で確認できます。経費申請も、従業員がその都度申請し、領収書を送ってくれるので、いちいち会社で確認することもありません。(制度上面倒なので保管はしてあります)これらにより、完全テレワーク可能になり、今まで当たり前だったモニターもマウスも必要なくなりました。
通勤時間がなくなったことにより、たくさんの無駄な時間が浮いた
東京に来てから自粛期間が終わり、最初に勤務したのは現在のITベンチャーではなく、またもや税理士法人でした。東京に来たのだからさぞかし発展していて、間違いなく資源の無駄遣いだと言える分厚い元帳などないだろうと思っていましたが、大して変わりませんでした。加えてコロナ禍にも関わらず全員在宅勤務NG。通勤時間で往復1時間強取られる上に、朝は満員電車なので辛かったです・・・。これが通常運転で長年通勤されている方は本当にすごいです!!ここだけで体力はかなり消耗されてしまいました。なんかおかしいぞと思い現在に至るわけですが、通勤時間がなくなったことにより、びっくりするほど時間が浮きました。時間だけじゃないです。疲弊していた時間がなくなったことによりかなりストレスがなくなりました。
今は始業時間前まで家事を片付けたり、本を読んだり、勉強したり、新たなことにチャレンジしたりしています。子供がいて限られた時間の中で仕事をしている自分にとっては、通勤時間という無駄な時間は大変貴重な時間へと変わりました。
コミュニケーションがとりやすくなった
最後に変わったことといえば、意外や意外、コミュニケーションが想像以上に円滑にとれているということです。現在働いている会社では、コロナの前からテレワーク勤務が通常運転で、海外にも従業員がいますし、社長もシンガポール在住なので、会議は基本ZOOMを使っています。全然不便ないですし、会議のために移動など、変な時間も取られないので、会議の10秒前まで普通に仕事ができちゃいます。
入った当初からこんな状況だったので、わからないことや業務内容で質問したい時などどうしようと思っていましたが、slackでちょっとしたわからないことはすぐ質問できますし、google calendarでスケジュール確認して、空いてる時間見計らってinvitation送れます。
これが以前務めていた税理士法人だと、なんとなんとホワイトボードでした。ホワイトボードをみて、勤務予定確認してチラチラ合間見計らって質問・・・正直苦痛でした。変に気を使ってしまうので質問ため込んでました。すぐに質問ができて、自分の都合の良いタイミングで回答できるというのは両者の負担が少なくていいでよね。
テレワークのデメリット
テレワークにももちろんデメリットはあります。うちはそんなに広々とした間取りではないので、子供が帰宅したら覗いてくるし、会社と違ってソファとかで仕事をしてしまうので、腰がちょっと痛いかも・・・。運動不足も解消しないとです(笑)。
ですがオンオフをしっかり切り替えられれば、テレワークはメリットでしかないかなと感じています。
まとめ
本日の投稿は実体験に基づく個人的見解ですので、在宅より出社した方が仕事をしやすい方もたくさんいらっしゃると思います。ただ大のストレスだった紙業務から解放されたことは素直に嬉しいです。
今の職場が在宅NGなど、悩んでいる方いらっしゃいましたら参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪