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noteを始めます

なぜ始めようと思ったかというと、私達が新潟市や上越市安塚区で取り組んでいる地域ブランディングの事について、その背景で考えたことや、想いの部分をしっかり伝えていきたいと思ったからです。

U・STYLEのFbでも発信はしていますが、やっていることは伝えられても、その背景にある考え方や想いまではなかなか伝えきれないなあと。

新潟の人は「新潟県には他県に自慢できるものが米と日本酒以外何もない」みたいな事をよく話します。
確かに、かつて古町に巡らされていた、水の都の象徴とも言える掘は全て埋め立てられて今や地名しか残っていないし、鳥屋野潟は生活排水で汚染されて人が寄り付かなくなってしまった時期が20年程あったし、古町の人通りは年々少なくなってきているし、新潟の近代以降の都市の大きな流れを振り返ると、残念に思ってしまう事はたくさんあります。


それでも、沼垂テラスとか、上古町とか、(手前味噌ですが)潟マルシェとか、想いをもった人々が行政や補助金に依存するのでは無く、当事者として自ら手を上げて始めた取り組みが形になってきている所も新潟には少しずつ増えてきています。

大ききなものを見るよりも、少し目線を下げて足元にある身近な素材を丁寧に拾い上げること。そして、それらを組み合わせたり編集しながら自分たちの手で作っていけば、新潟はきっともっと面白くなるはずです。そっちの方が今の新潟には合っているとも思います。特に、新潟の山奥には、可能性に満ちた素材がまだまだたくさんあります。


これからの社会や世界の動きを俯瞰する目を持ちつつ、自然環境や社会に対する人々の向き合い方を、より持続可能な方向へと変えて行く動きを、この新潟の地から作っていきたい。

そんな事を想いながらも実際にやる事は、地に足を付けたとても小さな一歩の積み重ねにしか過ぎないかも知れませんが、日々の取り組みやその背景で考えている事を、あまりテーマを絞る事はせずにちょくちょく更新していこうと思います。
どうぞよろしくお願い致します。


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