さとゆみさんとの1on1、アフターフォローを終えて
記憶が確かなうちに、書き残しておく。
2024年3月11日、さとゆみライティングゼミ東京道場2daysのアフターフォローを受けた。企画案を見てもらいたかった私は、考えに考え、沼にはまり、結局提出できないまま当日を迎えた。
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「考えれば考えるほど、これで大丈夫かが分からなくなってしまって…」その思いをさとゆみさんに話した。
「いやいやアイデアを自分で大事に持っていたって、相手に出さないと始まらないよ。だって、大丈夫かなんて相手しか知らないんだから」
本当だ。その通りだ。というか、ゼミ1日目後の飲み会でも、同じようなことを言われたぞ。あー私、全く成長していないではないか。
これは不思議なんだけれど、さとゆみさんの前では洗濯機に入れられたバイキンマンみたいに、自分がめちゃんこ小さく思える。
頭を両手ではさまれて「はいこっちね!」と、自分では分からなかった、というか見ようとしていなかった課題に向き合わされる感じ。
めっちゃ苦しい。だけど、頭の奥の方では、「よくぞ言ってくれました」とばかりにもう1人の自分が立って拍手している。
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私の仕事状況を聞いてくれたさとゆみさんに、現状を話した。
3年ほどずっと書かせてもらっている企業があること。その企業は婚活・恋愛から地域創生、子育て・教育へと、新規メディアを増やしていっていること。いずれにも声をかけてもらい、参加させてもらっていること。
「すごいじゃん。それほど信頼されてるってことだよ」
そう言ったさとゆみさんは、今お付き合いがある企業に企画を出すことを提案してくれた。
「そもそも自分の文章を気に入ってくれている相手の方が、話がしやすい。ダメならダメで、次に何をすればいいかが見えてくるでしょ?」と続ける。
「それがゆっこにとって、1番ハードルが低いんじゃない?」
私のフィールドに降りてきて話をしてくれる。改めて、さとゆみさんの温かさを感じた。
「今、お付き合いある企業へ企画を出す」
目から鱗…と言ったらうそになる。
実はずーっと考えてきた。でも怖い。断られるのが、怖い。
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自分で言うのはなんだが、私は結構な行動派だ。思い立ったら即行動タイプで、金曜の夜に「スノボ、おもろそう!やってみたい!」と思い、土曜の朝から日帰りで新潟へ行ったこともある。今書いている新聞社へも存在を知ったその日に、問い合わせフォームからポートフォリオを添えて連絡した。
道場が終わってから何もしなかったわけではない。即興のインタビュー取材や息子のプログラミング体験など、自分なりにアンテナを張って企画に通じると思ったことはやってきたつもりだ。けれど、肝心なところで全くもって行動できていない。
「断られるのが怖いんです」と本音をもらした私に、さとゆみさんは「断られるよりも、1年後食べられなくなる方がよっぽど怖いよ」と言う。
「というか、企画は断られるつもりで出してる。私、仕事に関してはせっかちだからさ、相手が正解持っているんならさっさと出して答え合わせしたい」
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「慎ましやかだね」とさとゆみさんは言ってくれたけれど、ただ臆病なだけ。もっとガツガツ、本気で食らいつかないと。何を恐れているんだ、私。やるか・やらないか、なんだったら迷わずやれよ!
いやー、もうぐっちゃぐちゃ。アイキャッチ画像は2歳の次男が書いたんだけれど、まさにこの絵のようにさまざまな色が混ざり合って何がなんだか分からない。いや、次男に失礼だ。だってこの絵のテーマはチューリップなんだから。
「分からないことがあったら、グループでメッセージして。1週間に一度ぐらいは見ているから」
面談の最後に、そう言ってくれたさとゆみさん。
ダメダメな自分と向き合うのはめちゃ苦しい。でも、負けない。私はあの日「さとゆみさんのいる、書くほうの人生」を生きると決めたんだ。
とことん悩んで、必ず立ち上がり、行動を起こすことをここに誓う。
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