時差ボケに効く薬
優先搭乗を華麗に決め座席に腰を下ろすと、キャビンアテンダントがいつもご利用頂きありがとうございますとウェルカムシャンパンを持ってくる。ワインを飲みながら金属製のカトラリーで優雅に機内食を食べ、フットレストをフルフラットにして快適な眠りに就く。午前9時過ぎのサンフランシスコは突き抜けるような晴天で、機内での快適な睡眠に気候も相まって心の底から新天地での日々に武者震いがこみ上げてくる。
こんなキラキラとした素敵フライトを思い描いていたけど、やれやれ、現実はそんなところに関節があるのかと思うほど節々が痛いし眠いしご機嫌な太陽が憎くて仕方ないものだ。
ところで、時差ボケも辛いが、私が住んでいる場所は標高1,300mのところにある。沸点が低いので蕎麦を茹でると規定の茹で時間ではal denteな仕上がりで、ボソボソして美味しくない。どうにか美味しく食べようとネットで調べたら十割蕎麦はそもそもそういう味わいらしいことがわかって勉強になった。とにかく、スポーツで言うと高地トレーニングをしに来ましたなんてところで、時差に加えて標高の変化が地味に辛い。
高地への血液学的に完全な順応は、赤血球数が頭打ちになり、増加が止まると完成する。要する期間は、おおよそ、km単位の高度に11.4日をかけた日数になる。例えば、4,000mの高度に順応するには、45.6日間を要する。
Wikipedia - 高度が人に与える影響
つまり、単純計算で約2週間は身体に負荷がかかっているはずなので、とにかく無理は禁物だし、睡眠の質は一大事だ。
旅といえば高城剛先生から学ぶことがあると思い、「高城剛 時差ボケ」で検索した。一番上に出てきた記事が結構面白かったので共有しておく。
Tarzan - 「健康のためなら死んでもいい」高城剛さんのサプリメント人生一代記
さすが高城剛、時差ボケ対策は腸かららしい。
早速メラトニンのサプリを購入してみたが、これがなかなか調子が良かった。睡眠薬と違い翌朝に薬が残ってる感じも少なく、自然な睡眠に近い形で寝れている気がする。
記事で紹介されているブランドのメラトニンはアメリカのアマゾンで買えるが、拘らないのであれば近所の薬局で液体タイプやタブレットタイプ、子供向けのグミタイプなんかも普通に売ってたりする。
日本ではあまり馴染みがないので、アメリカに旅行に来た時なんかに買っておくと重宝するかもしれないと思う。
グローバルビジネスパーソンのみんなへ告ぐ。今日からヘパリーゼだけではなく、メラトニンも常備薬リストに入れるのだ。