yumaog168
アメリカに来て美味しいなと思った思ったものをシリーズで紹介しています。
仕事の都合でアメリカに引っ越した。 からりと晴れた空港からLyftを駆って街に出ると、至るところに大小の星条旗がなびき、シボレーとフォードとGMCのピックアップトラックが砂埃を巻き上げながら片道4車線を疾走している。地元のスーパーに行くと、色とりどりの見たことのない野菜やお菓子が雑然と並んでいて、捌く努力を放棄したような巨大な肉の塊が置かれ、冷凍食品のコーナーだけで駅近のまいばすけっとくらいの売場面積を占めている。どこに行ってもセルフレジにタッチ決済もできる端末が置かれ、空
健康診断を終えて、この2年で6kgも体重が増えていることが判明した。なんなら、この5年間で15キロ近く増えているので、この2年間で増えた6kgは慣性の法則に従っているだけだと考えようと思う。車は急には止まれないし、体重増加は簡単には収まらないのだ。 新卒でバックパッカーになって栄養失調気味の日々を過ごしていたし、就職してからはツナギを着てトラックを運転して、炎天下の石油基地や製鋼所とかで働いていたので、体重は常に平均を大きく下回っていた。(商社の仕事は本当に幅広く、いい経験
巨大な駐在員コミュニティが存在する大都市と違い、山岳部標準時帯の地方都市の観光名所という程でもない場所に住んでいると、レストランのレポートとかってあんまり意味ないのかなと思ったりする。 日本とかだったらここのレストランが美味しいとかとりあえず書いておくと、近所を通りかかったついでに立ち寄ってみたりする人もいるかもしれない。しかし、日本語で、しかも人が来ないアメリカの地方都市のことなんか紹介してもIMPが壊滅的なことになりかねんと、元マーケ畑の人間は考えてしまうのである。
毎回海外生活が終わる度に、食べ物とか美味しかったものの記憶は何よりも早く消えて行くということをいい加減に学んだので、備忘録も兼ねて美味しいなって思ったものを載せていこうと思う。 ちなみに私はAJIN◯MOTOのエントリーシートに心震えるポエムを書き殴り、一瞬で選考を通過(当社比)した程度に味に関しては煩い人間だ。 という前置きはどうでもいいわけで、待望の第一回はこちら。 LAY'S KETTLE COOKED グルメぶっておいてのっけからポテチかよという突っ込みは置い
優先搭乗を華麗に決め座席に腰を下ろすと、キャビンアテンダントがいつもご利用頂きありがとうございますとウェルカムシャンパンを持ってくる。ワインを飲みながら金属製のカトラリーで優雅に機内食を食べ、フットレストをフルフラットにして快適な眠りに就く。午前9時過ぎのサンフランシスコは突き抜けるような晴天で、機内での快適な睡眠に気候も相まって心の底から新天地での日々に武者震いがこみ上げてくる。 こんなキラキラとした素敵フライトを思い描いていたけど、やれやれ、現実はそんなところに関節があ