親と子、時々、歯
親になると、子供に沢山伝えていきたいことがあると思う。
どんなことがあっても楽しい人生をおくれる大人になってほしい。と。親の願望は様々で、自分自身が親から受けた言葉や感覚も知らず知らずのうちに含まれる。
私の場合、歯の健康について、親から特段言われたことはないのだが、なぜか大学時代に、歯科助手のバイトを始めていた。一般、矯正、小児を3名の歯医者で営む歯科の開業メンバーとして。
自宅から近かったのもあるが、今思えばなぜ歯科助手をバイトとして選択したのだろう。
大人になり、
大学時代の経験があったからか、親となった今、私は息子に伝えたいことが、1つ確立されていたようだ。
「歯医者に通うことを人生で当たり前にしてほしい。」
だから、歯医者ぎらいになってほしくない。
歯医者は嬉しい、楽しいところ。
そういう想いから、歯医者は、日常であり定期的に通うことが当たり前であることをインプットしてもらうべく、幼稚園の頃に歯医者に通っては、楽しいね、綺麗になって歯が喜んでるね。
と、歯医者に通うこと🟰当たり前意識
を創りだそうと張り切っていた。
子供が1人で診察台に横になり先生に向けて大きく口を開く。
私は記念に写真を撮り、大事な記念日のように楽しんでいた。
子供は小学生になり、歯磨き、フロスは習慣化され、食事をとるように当たり前として生活している。
現在通う歯医者さんは、とても優しい女医さん。
開業されたので、私達も開業先の歯科に通っている。
開業当初に、白い歯が笑っているキーホルダーを頂いた。お花もついていて可愛い。
子供は、嬉しかったようで通学カバンにつけて通っている。
そんな子いるのかなと、笑っちゃうけど、
これが、私達親子の歯との日常。
定期的なフッ素にも通いながら、
子供は、少しずつ歯が抜け大人になっていく。
いつから1人で歯医者に行かせようかな。
今から、私は子離れをドキドキしながら楽しんでいる。
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