「コロナ隠し」はいけない。
”労災隠し”はいけないが、”コロナ隠し”もいけない。
”労災隠し”とは、労働中にケガ(災害発生)したことを、会社や災害の当事者が隠すこと(実際は労働基準監督署に報告する必要がある。労災隠しは犯罪となる)。
なぜそんなことをするかというと、労災が発生した場合、建設現場であれば、建設現場全体の作業が一時止められる、といった様に、非常に大きな影響があるからだ。
責任者としても”仕事を止めたくない”、災害の当事者としても、”周りに迷惑を掛けたくない”という気持ちになることも、正直言って理解できなくもない。
労災を起こしてしまった当事者に対して、表立ってはケガを心配されても陰口を言うひとがいるかもしれない。
自分がコロナと診断された場合を想像してみた。もし会社に「コロナに感染していた様です。。」と報告すれば、近くの同僚の自宅謹慎や仕事が全てストップする可能性だってある。
こんな影響がある中で、もし自分が「あ、、なんか今日の昼食、あんま味がしないな。。」「ちょっと熱っぽいな。」と感じ続けたときに、仕事を休み病院へ行けるだろうか。そして、もし「”コロナ”の疑いがある」と診断された場合、それを会社に報告できるだろうか。正直言って、その自信がない。
「そんなこと言ってる段階じゃない。」という人もいるだろう。
自分自身も絶対”コロナ隠し”は許されることではないとは分かっている。
何はともあれ、かからないことが一番。明日からも粛々と感染対策をしていこう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?