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デジタル・ミニマリズム — 僕は完全にスマホ中毒だ。スマホ用のタイムロッキングコンテナを買った。そしてさようならTwitter。


アルコール中毒患者が自分を中毒だと認めないように

僕は自分を中毒だと認めたくなかった。

いや薄々、自分が中毒気味だとは感じていた。だが想像以上にこの中毒の不利益が肥大化していることが明らかになってきた。

今までは中毒度の見積もりが甘かったのだ。自分が考えるより2倍も3倍もこの毒は強いようだ。どうやら。

たとえば歩いていても30秒単位でスマホを開いてしまう。

LINEやTwtterの新着状態をチェックせずにはいられない。

どうにか中毒状態から離れたいとは思っていた。そして最近、ようやく本格的に「治療」に取り組むことにした。

LINEのオープンチャットを整理した

一時は役立っていたものが、今は役立たないどころか、気を煩わせている。

本当に必要なものだけに整理した。1個チャットが減るだけでも、かなり負担が減る。1個分の重さを軽く見てはいけない。

抜けられるルームからは抜けた。迷うぐらいなら抜けることにした。

スマホをロックする箱を注文した

「タイムロッキングコンテナ」というらしい。これを使えば、一定時間、スマホを完全に使用できない状態にできる。

ポモドーロ法などで頑張って「スマホを触らず集中する時間」を作るよりも、そもそもスマホ自体を触れなくてしまうほうが、手っ取り早い気がしたからだ。

そもそも据え置き型のボックスがあることは知っていたが、スマホ全体を包み込み、箱自体を携帯できるタイプはないだろうかと探したら、ちゃんとあった。

「そもそもスマホを持ち歩かない」ということは難しい。だけどスマホを持ち歩くと触ってしまう。この「スマホ封印ボックス」が今後、重宝しないだろうかと期待しながら、品が届くのを待っている。

Twitterが人生に全く役立たないことに気づいた

本当にそうなのだ。過去を思い出してみても、本当に役立った経験がまるでない。

いつでもTwitterは暇つぶしであり、それ以上のものではなかった。

Twitterで影響力を持って、人とのつながりを形成できたら多少役立っていたのかもしれない。だが僕の場合はそうではなかった。

しばらくはTwitterアプリをiPhoneのメインの画面ではなく、3枚目のホームに移動させてTwitterを開きづらい状態を作っていたが、それでも頻繁にチェックしてしまうので、思い切ってアプリ自体を削除することにした。

Twitterは最高の暇つぶしツールではある。単なる暇つぶしとしては面白い。だがその暇つぶしの価値よりも、中毒症状の不利益のほうがはるかに大きく感じられてきたのが、最近の話だ。

通知がなくなった世界で何をすれば良いのか?

今まで当たり前のようにあった通知がなくなると、そこから途方に暮れてしまう気持ちがした。

だけど中毒患者が愛着の対象を失えば、とても大事なものを失ったかのように感じるだろう。それと同じで、これは中毒症状による感情なのだと考えることにした。

意識に隙間が出来た分、もっと大事な物事を見つけられるはずだ。

たとえばこうやって集中してブログを書いたり、瞑想をしたり、大事な読書をしたり。

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