休職→退職→バイク買う(←イマココ)
早いもので、退職して1ヶ月が経ちました。
無職は無職で辛いことも多いのですが、休職していた間も正直辛かったです。
ずっと罪悪感が消えなかったというか。復帰できる可能性が少しでもあると、それに心が引きずられてずっと毒ダメージを食らっているような感じで。
でも職場からの関わりが一切無くなった今は、ずいぶんと楽になりました。
私に必要だったのは、とにかく何もせず、立ち止まることだったのだろうとようやく腹落ちしました。人によっては休職することでその境地に到ることができるのでしょうが、私の場合はどうやらすっぱり退職してようやく、心が休まる環境が整ったようです(職場の方々には申し訳なかったのですが…)。
そんな生活をしばらくしていると、心の底から「なんだか、今の生活はつまらないなあ」と思うようになりました。偽りない感情。
今の今まで、自身の家庭環境や生育環境もあったのでしょうが、「優等生」を演じるプロとして、生きてきすぎたんですよね。いわゆる「他人軸で生きる」です。自身の本音、本当の感情、そういったものを感じる心が麻痺していたように今は感じています。
この状態になると何が起こるかというと、誰かになにか文句など言われたとき、その場ではうっすらもやもやを感じるのですが、その日自宅に帰ってお風呂に入っている時にふと、「いやああれは確実に失礼なこと言われてたな…なんでその場で反論しなかったんだろう」とか思うようになります。
「まあ俺が我慢すればいいか…」が重なりすぎるとそのうち、自身が我慢している事、負荷がかかっていること自体に気づけなくなるんですよね。
さらに悪化すると、抵抗する元気もなくなり、むしろその状態に依存しはじめてしまいます。「これだけ頑張っているのだから報われて然るべきだ、報われないのはおかしい」と他責しはじめ、でもそれを人には口に出さず。
そんな矛盾した思考を繰り返しているうちに心が擦り減って、爆発してしまったのでしょう。我ながら…「よく頑張ったな!」という言葉と同時に、「人に対して誠実なのは素晴らしいことだけど、それは自分自身に誠実に生きた結果たどり着いた行動でないと、また辛くなっちゃうよ」という言葉を贈りたいと思います。
まえがきは長くなりましたが、ここからがタイトルです。
実は私、自動二輪の免許を持っています。
久しぶりにバイクに乗れたら楽しいだろうなって思って、数週間前に近くのバイク屋さんに行って、購入しました。
そして今日がちょうどその納車日でした。
いやあ、気持ちよかった。
勢いで、今日だけで50km近くも走ってしまいました。
久しぶりの運転でかなり疲れたようで、書きながらもうまぶたが落ちそうです笑
自分で決めて、自分で実行して、自分で結果を得る。
当たり前のことのように思えますが、これすらできなくなっていた自分には、バイク旅は本当に丁度いい社会復帰のリハビリです。
本日もこのような長文を読んでいただいてありがとうございました。
お陰様で少しずつ前進できているような気がします。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
ジャンルが行ったり来たりで恐縮ですが、私がここ数ヶ月ハマっているMCバトル界隈の動画の中でも好きな一つ、輪入道vs呂布カルマ戦の動画をおいておきます。
なぜMCバトルにハマっているのかについてはまたいつか別のタイトルで書こうかなと思います(昔、アンダーグラウンドな存在に対して異常な嫌悪感を持っていた自分がまさかハマるとは思いませんでしたが)。
彼のウイニングラップ、すごく心に響きました。もしお時間があるようでしたら聞いてみてください。