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グランドデザインって難しい

やりたいことはすぐ浮かぶのに

現在私の所属するLR株式会社は一緒に働く仲間の数が100名を超え、新しいことへ取り組むパワーがどんどん拡大していくとともに、その分の課題も同時に膨らみ続けるという嬉しいような、でもなんだかもどかしいようなそんな贅沢な状態にある。

そんな環境の中で、経営企画という役割を担わせていただいている自分にとっては、常にやりたいことが頭に浮かんでいる状態で、かつ当然それは一人ではできることでもないし、また全社的に行っていくべきこともあれば会社内の部門を横断して行われるべきこと、あるいは特定の部門だけに行われるべきことなど、その対象においても多岐に渡っているため一見すると複雑にも思える謎解きのような局面にも見えてしまう。

実際にはシンプルなはず

とはいえ、ある意味で企業の都合で複雑化していく社内の仕組みや部門や取り決めなどは紐解いていけばその根本はシンプルなはずで、その課題に対する打ち手も複雑怪奇というよりはその本筋である部分、一本杉のようなでかい根幹の部分がカチッと決まっていけば波及的に周りの部分の課題が解決していくような気もしている。

いわゆる問いをきちっと立てられているか、解決すべき課題設定を複雑にしていないかという視点で物事をとらえるべきかなと思っている。

とはいえ整理をしなくては

ただし、口頭ではシンプルにできると言っておきながらだが考えを研ぎ澄ませていくためには整理する作業は欠かせないのではないだろうか。

それは自分自身はもちろんのこと、周りの方にも伝わる形にする必要があるという意味で。

特に関わる人が増えてくると意思疎通をとるだけでコミュニケーションコストがかかるし、その都度口頭で説明したり、思い出しながら補足をしていると発言している内容の粒度に変化が起こってしまって受け取る側で解釈の変化が起こってしまい、それを修正するにもまた時間がかかってしまうという悪循環にもつながる気がする。

少人数ならそれでもなんとかなった?

もしかすると、これは人数の変化という変数が引き起こす課題なのかもしれない。

理想的には例え一人だったとしても整理したり表現を図示化したりといった行為はあるべきなのかもしれないが、実際にはそこに時間を割けない現実もあると思うので、いわゆる阿吽の呼吸的な形で少人数の中でコミュニケーションをとりながら意思疎通と進むべき道の合意形成みたいなものが空気間の中でできあがっていくことで、目指すべき方向のズレみたいなものが抑制されているのかもしれない。

ただ、その状況に胡坐をかいたままでいることで一般的に言われる○○人の壁につながっていく一つの原因となってしまうのかもしれないと考える。

そんな時にグランドデザイン?

言葉として定義されたグランドデザインというもの自体は各サイトで解説がなされているので詳細はそちらにお願いするということで

定義通りの使い方ではないかもしれないが、会社としてどういう方向性を目指していくのか?中長期的に描いているプランについて、全体像までいくとちょっと重荷になってしまうのである程度カテゴリを分けたとしても社内や一緒に進めていく関係者の方に伝わるようなものを作っていかないといけないと感じている。

細かく言えば、すでに断片的に存在している○○計画とか、ロードマップ、○○プロジェクトなど枝葉の部分はその必要性に応じて先行して作られているはずでその前提となる全体図というものを策定するようなイメージとなる。

本来的には?

待て待て待て、そもそもはグランドデザインがあってからの枝葉の部分への落とし込みじゃないのか?という至極まっとうなご指摘はあるかと思いますが、そこは順番が異なったまま進めてきてしまったというのが事実。

そのことを否定することは簡単ですが、企業の成長過程においてこうならざるを得なかった事実を受け止めて、今からでも引き直したり修正したり新規に書き起こしたりなど「今できること」にしっかりと目を向けて動いていきたいと思っている。

また、有難いことに冒頭に書いたように新しい仲間が加わる過程でこうした「そもそも?」という部分に、忖度なしに感じた違和感や気づきを言っていただける方々の存在、またそれを真摯に聞き入れてくださる代表がいるからこそ一度立ち止まっても考え直せる風土みたいなものを醸成できている感覚があり、これは非常に感謝すべき環境だなと。

実際にグランドデザインを書き出すと?

率直に言って何が正解かよくわかりません笑

作業的な要素もありますが、思考を深める時間もかなり必要ですしもちろん独善的なものではなくすり合わせも挟んで形にすべきことでもある。

ただ、おそらく最初のステップは誰かがある程度のたたき台というか要素を形作っていく必要があり、そこに対して課題意識を持った自分だからこそやらねばらなないと思って動いている。

個人的な後押し

また、そんな中で自分のアクションについて後押しをもらえるようなツイートも見かけた。

個人的に批評家にどうしてもなりがちな癖を常に感じつつ、そうではなくて自らがその主体者となって会社が進むべき道を印していく存在にならねばならないと強く感じる。

そしてそれは「一部の誰か」ではなく、会社で働く仲間皆がそうであることを目指したい。

それこそが「次世代に誇れる社会をつくれる人材」だと思うため。

また、今後別の場で共有する機会を得られればと思うが、直近でも非常に心強い仲間が次々とLR株式会社に参画いただき始めているので、どんどん役割分担やヘルプシーキングを行いつつ目指す方向を一緒に組み上げていけるようにしたいと思う。

そんなLR株式会社について少しでも興味をお持ちいただいた方はぜひ以下ページもご確認ください!カジュアル面談も受け付けています!

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