心がざわついたこと。
とあるFacebookグループで、福島第一原発の視察募集の投稿があった。
その投稿を読んだとき、心がざわついた。
その理由は自分でも分からない。
けど、ざわざわしているのは事実。
募集の情報を読んだ時、
「これは行くべきだ。このチャンスは掴んだ方が良い。」
そういう直感がした。
けど、「行きたい」と思う理由が見つからなくて、考えているうちに
「特別な関心がない自分が行っても良いのか?時間が経ったら行くのが面倒にならないか?」
という感情も芽生えてきた。
そんな感情が芽生えた直後に、「焦り」という感情も出てきた。
「そんなこと考えてないで、さっさと手を挙げろよ。」
そんな感じで自分の心の奥底から自分を急かしているようだった。
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実を言うと、ざわざわするという、この感覚は久しぶり。
3年前、宮城県に行ったとき、ついでに石巻を訪れた。
最終日に時間があったから、レンタカーを借りて石巻へ。
3.11のときに津波が押し寄せた町を歩いて、
震災前の写真と現在の姿を見比べたり、
被害にあった方の話を聞いたりした。
そのときも言葉にはできないけど、ザワザワとした感情を抱いた。
自分が大きな震災の被害にあったことがないから、強烈な原体験があるわけではない。
けど、なぜか自分の目で見て、事実を知っておかなければならないという一種の使命感を抱えていたように思う。
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こういう思考の経路を辿ったあと、
「理由は分からないけどザワザワしているから」
という理由でとりあえず「行きたいです!」とコメントしてみた。
この後、どんな風に感情が変化していくのか分からないけど、心のざわつきに気づけて、とりあえず手を挙げることができたのは良かった。