はじめまして。高橋 悠真です。 来年の1月に、僕はプロサッカー選手を目指してスペインでの生活をスタートします。 なぜ日本ではなく、スペインなのか 一番の理由はスペインのサッカーが大好きだからです。 サッカーを始めた頃からスペインのFCバルセロナというチームの華麗なパスサッカーをずっと見てきて憧れを持ち、いつしかここでプレーをしたいという夢ができました。 また、「小柄な選手が頭を使って賢くサッカーをして大きな選手に勝つ」というスペインのサッカースタイルが自分に合っている
今日、3月1日でスペインへ来てから丸4年が経ちました。 来たばかりの時を思い出すと、コロナウイルスがヨーロッパでも流行り始めた頃で、新天地での生活に胸を躍らせる一方、これからどうなるんだろう、と色々な感情が混ざり合っていた気がします。 その時に比べると、様々な経験を通してどっしりと構えることができているのではないかな、と感じます。 現在、チームは連勝しており一位で、優勝に向かって健闘しています。 思い通りにいかないこともありますが、チームのベテランや監督とコミュニケー
今年も残りわずかとなりましたが、皆さんはどのような一年を過ごされたでしょうか。 2023年はチームを変えて去年より多くプレーし、試合感覚を少しずつ掴むことができました。 もう少しでシーズン前半戦が終わりますが、ほとんどの試合にスタメン出場し、チームも暫定一位と、今シーズンは個人的にもチーム的にも充実したシーズンになりました。 実践をこなす中で、シーズンを通して戦い通すことや、試合に臨むメンタリティ、スペイン人指導者の多くが言うように、カテゴリー関係なく試合を経験すること
スペインに来てから丸3年が経ちました。 早いな、と感じるのと同時に、色々あったな、と振り返る度に思います。 スペイン三年目は大人のリーグのチームと初めての契約、現地の高校に通い始めたりと、変化のある一年でした。 限られた時間の中で、やるべきことやその方法などを試行錯誤しながら模索し、新しいリズムに少しずつ順応していきました。 チームに入って試合に出場できるようになったことで、スタメン争いや、チームの勝ち負けなど、今までには無かった「結果」という要素が毎週出るようになって
あけましておめでとうございます。 スペインで2度目の新年を迎えました。 2022年末、スペインで初めてのチームと契約し、国際移籍の手続きが完了して無事に試合に出られたと思った矢先、手続き上の理由によりまた数試合出られないという出来事に見舞われましたが、ようやく正式に登録が完了し、やっと「始まった」という感じです。 言われ尽くされている通り、特に海外では予想できないことばかり起きるので、ここ数年でそういったことへの対応力はかなり鍛えられたと思います。 また、新たな挑戦と
ここ数週間、珍しくバルセロナの空を分厚い雲が覆っていた中、サッカーのことで頭を悩ませていました。 今までやって来たことを否定されたような感覚に陥り、今自分が正しい道を進んでいるのか懐疑的になっていました。 何か自分を肯定してくれるものを探していた時、ふと、日本から持ってきた本の存在を思い出し手に取りました。 「自分の中に毒を持て」は高橋家の、ひいては僕の一種のバイブルのようなもので、人生における根本的な考え方や価値観を形成しています。 改めて読み返していくうちに、忘れ
僕が物心ついた頃から目指しているのは、FCバルセロナでプレーし、チャンピオンズリーグで優勝すること。 でも、まだ夢として捉えてしまっている気がするのです。 あくまでも夢の範疇を超えていなくて、確かにそこを目指して進んでいるけれど、ピントが合っていないというか。 もっと、そこにいる自分を解像度高くイメージしなくてはいけないのだと思います。 チーム練習にはいつも電車に乗って行くのですが、その時にFCバルセロナのヨハン・クライフスタジアムの横を通ります。 そのことに初めて
3月1日。新たな挑戦に胸を躍らせ、スペインでの生活を始めてから早一年が経ちました。 何よりも、ここまで応援、支援してくださった皆様、本当にありがとうございました! こんな状況下ではありますが、無事に、非常に楽しく実のある一年を過ごすことができました。 時が流れるのは早いように感じますが、数え切れない目新しいものに触れ、様々な経験をしたので、一年が経ったというのも、なんだか納得できる気がします。 サッカーについてサッカー面では、イレギュラーな状況に対して投げやりになるこ
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。 今回は日本で過ごさなかった、初めての年末年始でした。 市場で貝とサーモンを買ってきたり、今までしたことはありませんでしたが、初日の出を見に行ったりと、のんびりと充実した時間を過ごしました。 今年の夏には試合に出場できる年齢になるので、非常に大事な一年になります。サッカーの面、語学の面でも戦うための準備を整え、待ち望んだ瞬間を楽しみたいと思います。 あと約半年で選挙権を得る年齢になる、と考えると恐ろしく、現実と自分の感覚に
今年は僕のサッカー人生において重要で、意味があって、分岐点となる一年でした。 コロナウイルスを中心とした世界、生活に変わり、思い通りにいかないこともありましたが、スペインでのサッカー、スペイン語、家事、文化...と十分すぎる程の経験をしました。 今までとは違い「自分で」何かをする機会が増えたことによって、一人でできること、未熟なところを認識し、自分の新たな一面を知ることができました。 目新しいものに囲まれ、全てのことが新鮮で、まるで、赤ちゃんに戻って新しい世界にぽいっと
スペインに来てから約10ヶ月、コロナの影響でチーム練習が無くなる中、それに代わって対人練習や試合、スペイン人との交流をする場になったのがストリートサッカーでした。 道路で試合をやっている訳ではないので、一般的にイメージされる意味でのストリートサッカーではありませんが、そこに集まった人達でチームを作り試合をする、という意味でそう呼ばせてもらいます。 僕がスペインで最初にストリートサッカーをしたのは来てすぐ、地面がコンクリートの小さなフットサルコートでやった時のことでした。
先日、約7ヶ月ぶりにチームの練習に参加することができたので、今回はそのことについて報告したいと思います。 コロナウイルスの影響でサッカーの環境が大きく変わってしまったため、長い間チームの練習等についてご報告できずにいました。 現状、僕はチーム登録するための権利がありません。単身で来ている場合、基本的には18歳にならないと手に入れることができないのです。 そして現在、カタルーニャ自治州ではチーム登録をしていない選手は練習参加できない、というルールが新たに作られました。コロ
※前回のnoteから時間が空いてしまいました。すみません。 今回は、料理好きなスペイン人のお父さんに教えていただいた、 ''Tortilla de Patata'' の作り方を紹介したいと思います。 ~Tortilla de Patata~ <材料> 玉ねぎ(普通のサイズ) 一個 卵 五個 じゃがいも 約750g 塩 適量 玉ねぎは薄切りに、卵には塩を適量入れて大きめのボール
先日、スペインで知り合いになった家族に料理を教えてもらい、一緒に食事をしました。今回はその家族に出会ったきっかけとその料理について書きたいと思います。 今年の1月に、家族で下見をかねてスペインへ旅行に行きました。その家族と出会ったのは、これから住むことになる部屋の近くでサッカーの練習ができる場所がないか、探して歩いていたときのことでした。 徒歩数分の所にコンクリートの広場があったので、試しに少しボールを蹴っていると、小学生くらいの男の子が二人で卓球をしていたので、弟と一緒
スペインの感染者が減少してきたため、既に多くの地域ではフェーズ1になっていましたが、バルセロナやマドリードなど、比較的人口が多く、パンデミックが発生する可能性の高い地域はフェーズ0.5で止まっていました。 ※フェーズ1は、外出時間の制限が無くなる、10人以内であれば人と会える、飲食店などはテラス席のみ営業することができる、などの段階のことです。 5月18日からバルセロナやマドリッドもフェーズ1になり、数ヶ月ぶりにテラス席で食事や談笑を楽しむ人々を良く見かけます。 一部の
↪︎4月11日の写真 2020年5月1日 段階的ではありますが、スペインでは明日から、15歳以上の人も外出することができるようになります。年齢によって行動できる時間が異なり、行動して良い範囲や時間も決められています。 僕(14歳以上)が動けるのは6時〜10時、21時〜23時の間で、一日1時間まで。 待ちに待った!という感じです。買い物以外で外に出るのは一ヶ月半ぶりで、こんなに長い期間、外で運動をしなかったのは生まれて初めてのことです。 人が街からいな