スーツと私
この記事をUPするのは
おそらく12月に入ってからだと思う。
そのくらい今年の11月は忙しい。
というか、今の時点(11月半ば)で既に12月半ばまでスケジュールは埋まっている。タイトなスケジュールが大嫌いな私には正直ちょっとキツい。
さて先日、あるイベントがあり、
久しぶりにスーツを着た。
去年の同じイベントで着て皆に褒められた茶色のスーツを着ようとおもっていたのに、なぜか(いや太って)パツパツだったので泣く泣く違うものを着た。
私は主役ではないので、そこそこの服でも問題はないのだ。
実は20年ほど前、私はとある企業の受付をしていた。
スーツが必要だというので
いろんな店に行き、いろんなスーツを買った。
いろんな店のいろんなスーツを着た受付は
ありがたいことに非常に評判がよく、
スーツの力は偉大だと思っていた。
受付を離れて今の仕事に就いても
しばらくはスーツで出勤していたものだ。
それから時は過ぎ
私は滅多にスーツを着なくなった。
なんならスニーカーで出勤することもある。
スーツはもはや私のユニフォームではなくなったのだ。
しかしながら、年に数回はスーツを着なくてはならないことがあり、
そんな時はいろんなスーツを合わせてみる。
太ったり痩せたりと体型がずんずん変わる私は、
もちろんありとあらゆるサイズのスーツを持っているのだが、いかんせん流行りのものには少し遠い。
あと膝丈のスカートはもう辛い。
マーメイドタイプの少しだけ長いスカートに
ジャケットとかのスーツがあればいいのにな、と
思うのだが、そこまで気に入ったものが見つからない。
そもそも年に数回しか着ないものに
そんなにお金はかけられないので
ジャケットに似たような色のパンツでいいような気もする。
よく考えてみると、50代後半女性は
仕事以外にスーツを着ることはないと思うし、
スーツを着る仕事をしている人もそんなにいない気がする。ということはもしその年代のスーツを作っても需要が少ないので必然的に供給は少ないということなのだろう。
ユニクロで感動パンツに感動ジャケットにするか、
ワンピースにどこかのジャケットを合わせるか。
数年前に勢いで買ったユニクロのジャケットは
寅さんみたいなフォルムで恐ろしく似合わなかったのだが、感動ジャケットはまた違うかたちなのだろうか。
このあと年末までに少なくとももう一度
スーツを着なくてはならない。
悩める私のスーツ問題はまだ続く。
(了)