猫は安上がりか?
先日、母が猫は犬よりごはん代がかかると言い出しました。
私は目がテンになりまして、「そんなことはない。うちで昔犬を飼っていたときは、好き嫌いも多かったし、薬を飲ませるために缶詰も頻繁に買っていたじゃない」と主張しました。
犬と猫どっちがごはん代がかかるのか
うちには今猫が2匹います。
ネットで検索してみたところ、猫のごはん代は月2,000円以上かかっている家庭が多いらしいです。申し訳ないですが、うちは2匹でもそんなにかかっていません。しかし、人間のごはんをあげたりはしていない。きちんと総合栄養食表示を買って与えています。
犬を飼っていた頃は、子供だったのでどれくらい犬のために毎月の出費があったか知りません。しかし、前述のとおり、犬の薬のあげ方には苦労していました。
水に混ぜたら水を飲まずにひっくり返し、ソーセージに隠しても薬だけ残していました。
缶詰を買っても匂いの強いお高めな缶詰でしか薬を食べなかった覚えがあります。
薬がなくても、安いドライフードだとすぐ飽きて、ひっくり返して土にぶちまけていました。そのドライフードを食べさせようとまた缶詰を買ってきたり、やっぱり残すので土に埋めていました。
20年以上前のことです。
当時は犬を外につないで飼っている家が多かったと思います。
小柄で健康的な雌の2頭といっても、片方は秋田犬で20キロは超えていて、もう一頭の雑種も15キロ以上ありました。
今うちにいる猫2匹は小柄とはいえない4キロ超えといっても、体重は犬の4分の1以下。しかもかつて飼っていた犬のようにグルメでごはんをひっくり返すなんてことはなく、与えられたご飯はどれでも食べるのです。
もちろん食いつきは違いますが。
毎日のように散歩に連れていき、田舎の広い庭を毎日走り回っていた中型犬以上に猫のごはん代がかかっているとは到底思えないんですよね。
犬に病院代がかかっていたのは母も認めている
今のことろ猫たちに大病の所見もないので、健康だった犬たちの方が病院に通っていたことは間違いありません。そして、犬の方が薬代もかかっていたでしょう。
なんといっても、シャンプーなど家で洗っていてすぐになくなっていました。猫なんてシャンプーがなくならなくて風化が心配なくらいです。
ほねっこ食べて~♪
あのCMが印象に残っているのも、買って与えていたからでしょうね。
骨型に編まれたロープなどもいまだに庭に埋まっているのかもしれません。
それはそれは深く土を掘り返していましたから。
掘った場所の土のベッドで木陰で休んでいた姿ばかり思い出します。
今はペットのおもちゃが100均で買える
今は猫しか飼っていないので、よくわかりませんが、犬のおもちゃも今は100均で売っているのではないかと思います。
恐らく20年以上前は100円均一の店舗が近所になかったです。あったとしてペット用品が売ってあったのか。
犬を飼っていた当時の名残りか猫を拾ってホームセンターで必要なものを買いそろえました。ネットで買っているものもありますが、まずはホームセンターです。
ただ、猫のおもちゃのボールだけダイソー商品があまりに優秀でその商品を買い続けていましたが、ボールの質が変わり、割れやすくなり、猫の食いつきも悪くなったので、別のおもちゃを探しています。
そして見つけたセリアの商品。壊れやすいので継続して買うかは未知数ですが、今までで一番の猫の食いつきでした。
壊れやすくても安全な商品ならとりあえずokですね。
三毛のセミ猫は一見新入りのトンボ猫にごはんもおもちゃを譲っておとなしそうに見えますが、執着心が高く、トンボ猫がすぐ飽きた後にいつまでも遊び続けます。しかも人間が相手しなければ、ならないのでより大変です。
トンボ猫はよほど野良生活がつらかったのか、家に居ついてからずっと人間について周りますが、留守番中もごはんはもりもり食べてトイレもして平気でいます。しかし、セミ猫はたまに隠れることがあるものの、人間がいないとごはんもトイレもままなりません。
セリアのおもちゃもいつまでもいつまでも遊び、片付けようとしてもおいかけてくる執着ぶりでした。
Seriaの吸盤置き型のおもちゃもセミ猫は人間のそばにおかないと使わないのです。しかし、人間のそばなら多少壊れていても構わず使います。
壊れててもいい、遊んでくれるなら・・・という健気な手のかかる猫です。
片付けてもなんとかしておもちゃを取り出そうと頑張ります。
猫のごはんを片付けている扉も、クローゼットもドアもあらゆる引き出しもその気になればセミ猫は開けられます。しかし、人間に扉をあけてもらうのが好き(そっちが楽だから?)なので、開けません。開けてもトンボ猫と違って、勝手に食べたり遊んだりはしません。
開けたうえで、人間に「食べさせてえ。遊んでえ」とすりすりして訴えてくるのです。扉の前でいつまでも待つのが得意です。
セミ猫の真似して、トンボ猫も最近枕もとに立ちますが、待つのに耐えられず鼻でつんつんしてきます。
セミ猫は待たされた上で、やっとごはんがもらえたりすると怒ったようににゃあと一声鳴きます。
セリアの羽根つきの猫のおもちゃを買ってみようと思ったのは、雑誌で紹介されていたからです。羽なんてすぐ取れてこわれちゃうでしょうと思っていたところ、買ったら案の定すぐ壊れました。しかし、猫の食いつきはこれまでで一番いい。人間が疲れ果てるほどいい。
壊れた翌日にまた2つ買ってきました。
しかし、(このおもちゃ面白い・・・)と思った猫たちは、壊れてもそこそこ遊ぶのです。
羽がなくなっても遊ぶのです。
母が作った毛糸のぬいぐるみでもくっつけて壊れたおもちゃも今後使い続けて遊ばせようと思います。
しかし、いくら100円でもすぐ羽が取れてしまうのに、ずっと買い続けるかはやはりわかりません。
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