振興券や商品券をどうやって遣い切るか?
都道府県の各市町村で対応は違うと思います。
正直、変なオブジェが建ったり、だれも来ない公園と名のつく原っぱの整備費に充てられるよりは全然マシだと思います。
でも、ここ数年配られている地域振興券ってコロナ対策費なのかな?それとも別の予算なのかな?と考えるにつけてももやもやしてきます。
2020年のプレミアム付き商品券は子育て世帯向けのものでした。20,000円の商品券で25,000円分の買い物ができるというものだったと思います。
その後に自治体で配られた地域振興券も概ねこの類で、1人あたり1万円か2万円で子どもには5千円以上追加されていたのではないかと思います。
ここで問題なのが振興券は家賃や電気光熱費の支払いに使えないということです。もしかしたら使える自治体もあるかもしれませんが、使えない場合食料品とか生活必需品にそんなにお金はいらないので、使途に困りますね。
振興券で何を買いますか?どうやって使い切りますか?
大抵期限付きです。例えば3か月期限だったとしましょう。
一人1万円4人家族で4万円です。
子供がたとえば二人いて6人家族で、子供が一人1万5千円とすると7万円です。
食料品は生鮮食品の場合買ったら使い切らなければならないのが難点です。作り置きすると冷凍庫がすぐいっぱいになってしまいます。
国がコロナ対策をきちんと統括して、膨らみ続ける国家予算を何とかするために、予算を見直してほしいなと正直思います。
せめて子育て世代と年金生活者に重点的に配って、他は税金の負担が軽くなるとかできないのでしょうか。いや、予算が縮小するだけでもいいんですよね。
例えば年金では生活できないので、生活保護を申請する人もいますが親族に迷惑をかけたくないとか知られたくないという人はそれもできません。賃貸を借りるには年金が足りなくてホームレスの生活を送っている人には振興券が届かない可能性は高いでしょう。
家賃、電気光熱費、を払えないとすると、普段電気を我慢して生活している人に振興券が行き届かない。全く予想違いかもしれませんが、灯油ストーブの火事が多いのは暖房費は灯油の方がお金がかかるので、電気を切っている家庭もあるんじゃないかという気がするのです。
冬に合わせて振興券であればガソリンスタンドが該当店舗になっていると、ガソリン代や灯油代には使えますね。
しかし、それもそれほど寒くなくて車もいらない地域には恩恵がありませんね。田舎だと車がないと不便なので、高齢者が都会に移住するケースが増えているというニュースを見たことがあります。
地域振興券が悪いんじゃないんですよ。
ただ、使い切れるんだろうかって話なんですよね。短期間に。
かといって、オブジェは嫌ですね。
高速道路の無料化が白紙になりました。
後の政権が白紙にしていいってルールがどうなんだろうなと思います。
よほどの理由があればいいんでしょうけど、道路改良工事の費用などが間に合わないならそちらに予算を振って決めたルールはいったんは守ってほしいと思います。
いや、素人が口出すべきではないんでしょうね。
もちろんもらったら使いますが、旅行割引も最初の今しなければ旅館業が死んでしまうという話はどこに行ったのだろうと思います。
使わないと損です。でも世間は今国からの給付を生きるために賢く使おうという流れになっているのでしょうか。
天候不良によって旅行の予定が変わることもあります。
切迫していないところに対する期限付き給付に意味はあるのでしょうか。
わからないので、よく説明してほしいです。
全員の理解や納得は得られなくても、説明してもどうせわからないだろうとは思わないでほしいです。