マロウをどうやって飲むか
マロウの花を植えています。マシュマロウとコモンマロウがあるらしく、我が家に植えているのは、コモンマロウだと思います。ネットフリマで昨年入手して今年になって、たくさん花を咲かせ始めました。
思い込みで花を干してしまいました。味はとてもおいしくてこれで体にいいなんてラッキーだなと浮かれたものの、残念だったのは色が青くならなかったこと。緑色のハーブティーになってしまいました。ブルーマロウじゃない・・・。もしや、生の花の方が色が出るのかと思い、いれてみたところ、うっすらお湯が青くなる程度でした。
しかも、味も好みではありません。
どうやら干したものがおいしかったのは、たまたま一緒に干していたラベンダーとカモマイルを混ぜてしまったからのようです。香りもとてもよかったです。しかし、悲しいかな。どれをどれくらい混ぜていれたか、自分でもわかりません。また淹れてみればよいのでしょうが、我が家ではカモマイルはあまり咲かなくて、そう何度も試してみることができないのです。
ちょきんと茎を半分くらい切って、切り戻せば秋も咲くらしいですが、まだ少しは咲くからなと、カモマイルの切り戻しは手つかずのままです。
どうやったら青くなるのかなとYouTubeで調べてみました。
でんじろう先生が実験していました。お茶をおいしくいれるというのとはちょっと違うかもしれませんが、色を綺麗に出すというならば科学的な観点が不可欠ですよね?
見ていると、どうやら市販の乾燥させたマロウのお茶はすぐ茶色になっていて、青い色のお茶にするには大量の生の花を使った方がいいようです。さらに色が出るように棒で潰していました。
レモン汁を加えると、ブルーマロウは赤色に。夜明けの紅茶の名に恥じませんね。ただそれだけ濃く煮出すとすると味がどうなのかな?と思っていました。一番若そうなメンバー?研究者?の方は味見して、「おかゆの味がする。梅干しに近い」とおっしゃってたんですよね。ちょっと粘りがあって渋かったんじゃないかと思います。加えてレモンの入れすぎで酸っぱかったのか。
夜明け色は魅力的ですが、そうなるとすでにおいしいブレンドを知っているのに、わざわざ口に合わないものを作るのもなんだかなと思ってしまいます。
また、毎日たくさん花が収穫できると思ってきましたが、おそらく20や30では足りないでしょう。2日分、50くらい摘んでつぶすのがちょっともったいない気がしてしまいます。
とはいえ、一度は実験・・・いえ、淹れてみたいです。
そして、残った分はおいしくいただきましょう。来年もカモマイルとラベンダーをどこかに植えようと決めました。
ラベンダーは蜘蛛がつきやすいので、来年は鉢植えがいいですね。