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俳句10句よんでみた part.44

10月末から朝霧が深くなりました。真っ白で家庭菜園以外は、通りを挟んだよその畑の姿が霧に沈んで見えません。

茄子はもうダメで、ピーマンはまだ実ると主張します。パプリカも新たに膨らんできました。双方やる気です。

フランス料理の三國シェフが米粉のショートブレッドを紹介されていました。我が家にも米粉があったなと探してみたところ、黒米粉でした。多分どこかの物産館で買ったやつだと思います。米粉の分量に足りなかったので、ココアを25グラムも混ぜました。

真っ黒なショートブレッドは焼けているのかよくわからず、焼き時間を5分延長したもののそれで焦げたのかどうかすら解りません。

味はちょっと多分失敗したんじゃないかと思いました。見た目はまるで消し炭?まずいと言う事は無いんですが、とてもおいしいと感動するほどではないです。
米粉で作ったからなのか、多分作り方が悪かったのか、音がするほどじゃりじゃりしました。バターと塩と砂糖とレモンと米粉で作るシンプルなものです。砂糖はちゃんと甜菜糖を使いました。じゃりじゃりする要素は米粉しか考えられません。いや柚子の皮が焦げたか?今度は薄力粉で作って違いを確認してみたいと思います。

本来は丸いきつね色の可愛いショートブレッドができるはずでした。ちょうどお月様みたいな。

月食の夜はよく晴れていて、我が家からもよく見えました。翌る日の月も赤かったですね。

かといってそんなにきれいに見えたかと言えば、近視に乱視なので、月は何重にもなって動いて見えるわ、今どれくらいかけたか定かではないという具合で、私の目は天体観測にはもう向かないなと思いました。

それほど寒くなくて風邪ひかなかったのが幸いです。

2022.10.29
秋空に疲れた白き鳥の飛ぶ

2022.11.08
意味もなくフランスロゴ見る秋の風

2022.11.11
霧深き朝の大木枝に鳥

葉の落ちた一枝いっしの鞭や酒一杯

栗菓子と紅茶に混じるブランデー

下げ髪さげがみふわり百合めくと云りいえりまち

2022.11.12
約束の空を家族で月蝕夜

柚子皮を下ろす季節のショートブレッド

隣家から届く私の果物マルシェ

腹痛を抱え1人窓外紅き月

黒米粉どげん使うか菓子作り
※どげん使うか=どうやって使おうか?(九州の方言)

くれないの月下に誰の佇むや

朝霧に羽洗う鳥焼けるパン

秋雨に鳴く声のして書を止めぬ

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猫様とごはん
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