【俳句】「寒月」「花」
「寒月よ、また来た蕁麻疹。」
じんましんがひどくて目が覚めた日から身体が怠いです。じんましんってどういう理屈で出てくるのでしょうか。布団の中にいて、寒冷じんましんということはないと思うのです。
寒月の温めたるや菜の蕾
不屈なる花もありたり寒の月
寒月や花白くして夜静香
寒月や誹謗に花の手折らるる
寒月や酒器に黄花やお燗する
寒月や茶の木の詫びしやるせなし
寒月よ噂の花は100均造花
月寒し夜騒々し道綺羅綺羅し
寒月や酔わぬおとなの酔わさるる
寒月よ寝かせた生地の甘くなる
私が寝ている間に世の中にはいろんなニュースが飛び交っています。冬は月も星もイルミネーションも美しいのに、なぜ室内にじっとしていても世間の冷たい風がこれほど身に染みるのでしょうか。
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