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【感想文】クリスマスに女性が一人山奥で暮らす

 普段ラブストーリーがメインの映画はみません。しかし、クリスマスに心温まる映画を見ようと思ったら、何となくラブストーリーを思い浮かべますよね。

 生活雑誌の編集者として勤務する主人公。彼女は結婚に否定的で、ライフハック(仕事の質や効率、高い生産性を上げるための工夫や取り組み。2004年に米国のテクニカルライター、ダニー=オブライエンが考案した言葉であり、主に情報産業に携わるプログラマーや技術者の間で使われるようになった。アプリケーションソフトやデジタル機器を効率良く使いこなすためのちょっとしたこつやテクニックから、業務目標の設定や健康管理にいたる、いわゆる仕事術、生活術を指す。)がメインの雑誌に、おひとりさまのススメの記事案を提出して、上司に諭される始末。
 人生の休憩に祖母から相続した山小屋暮らしをはじめ、そこで雑貨店を営む兄妹に出会う。そして、妻を失った兄と恋に落ちていく物語。

 都会の生活に疲れて若いうちから田舎暮らしをするという王道のストーリー。日本だともともと田舎出身でないと都会から田舎への移住は難しいと言われますよね。欧米だと、長期休暇では田舎で過ごし慣れているものでしょうか。でも、兄弟が営む雑貨店は、日本ならばホームセンターと物産館が混ざったような雰囲気で、実用的な感じが良かったです。私も雑貨店を営むことには関心があります。おすすめの本と朝摘みのハーブと手作りのお菓子とサンドイッチ。仕入れたジャム。誰かが装飾した手作り感あふれる植木鉢やハンドメイド雑貨を置きたいですよね。わた
 主人公は最初雪山ではありえない服装をしていました。けれど、割と田舎でも温かい部屋の中であれば、オシャレして過ごす人もいますね。わたしなら、たまのお客さん以外には隣近所に人が住んでいない環境で暮らしたいですけど、それはそれで物騒ですからね。一人暮らしをしていた頃は、住居は立地と防犯重視でした。
 健康でも女性の山一人暮らしは簡単ではないでしょう。でも、憧れはあります。映画では、田舎と言っても割と家があって、お店が少ないだけの地域のようです。
 壁にかけた食器とか、地震が来たら危ないような室内装飾にこだわるのもヨーロッパ的理想のカントリーライフを体現したものでしょうか。家具も大きくて、重そうです。私が祖母の立場なら、そんな掃除が面倒な大きな家具は処分しますね!

 我が家の家具も大きくて、お願いだから処分してと母に常々頼んでいますが、聞いてくれません。外の倉庫に暖炉を置きたいとか夢みたいなことばかりいいます。一酸化炭素中毒のことを全く考えていません。
 まずは外壁のない場所で冬に焚火して、我慢して過ごせるかやってみればいいのです。
 また外の樹木は積雪の多い地域では寒さ除けや雪除けが大変でしょう。特に棘のある冬向けのリーフの美しい木。私だったら絶対植えられません。それでも、お金があったらなと憧れます。もちろん、自分で手入れするんではなく、毎年庭師さんに頼むんです!

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