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面白いよ、2度いうけど、最高に面白かったよ!
今の10代から20代の人の生態が驚愕です。
面白いとか作品を褒めてSNSに発信するのはリスクが伴うと考えるのだそうです。
みんながスキなら閲覧数日やスキの数で分かるから、言うまでもない。
面白いといって他の人が反論してきたら、面倒だから、ここがダメ、嫌だったと言っておく。
私も子どもの頃そうだったかなあ???
いやとかつまらんとか言うのが、面白いの??
スキがたくさんついてない作品や意見に良いものがたくさんあるんです。
スキならスキという文化。わかります、それは嬉しくて、楽しいです。
でも、スキと言われなくても、コメントされたら嬉しくないですか。
ゴッホの絵が生前一枚しか売れてなくても、すごいファンとかではないですが、私はスキですよ。
いつも一緒にいる人から、スキと言われなければ安心出来ませんか。
いつも注意してくる同級生は嫌なやつで、あなたのためを思っていたり、愛情表現が下手な可能性はないのですか。
平安時代の人は、自分の夢に誰かが出て来たら、自分じゃなく、相手が自分のことをスキだから生き霊となって夢に出てきたと思っていたそうですよ。浪漫じゃありませんか。怖いことですか、その感性。
でも、私は、平安時代の人より一回り以上年下の今の若い人たちの考えの方が怖いです。
泣いていたら、悲しんでいるだけですか。
嬉し泣きはありませんか。
怒って見えても、照れ隠しはありませんか。
「アイラブユー」を「月が綺麗ですね」と訳した夏目漱石は昔の人だから、センスないですか。
浪漫のある人だと思いませんか。
面白いですよ、夏目漱石。
ファンじゃないし、特別スキな作家じゃないです。
でも、「坊ちゃん」はスキだなあ。
夏目漱石の作品にスキはつけないけど、すごくすごく面白い小説だとは思っています。
難しくて理解出来ないところもあるけど、スキな場面もあったんです。
「こころ」の先生の白い結婚のエピソードは、40年前からライトノベルで使い古されています。
夏目漱石が持ち込んだ、欧米の慣習を日本人の感性に馴染ませたものです。
それが、面白いです。
何度もいうけど、夏目漱石そんなにスキじゃないけど、面白いです。
分からないかなあ。
分からないんだろうな。
分かられたら、おばちゃん(ネットでは25歳超えたらおばちゃん扱いの文化ありますよね?)それはそれで恥ずかしいけど。
ちなみにZ世代のその感覚、スキじゃないけど面白いと思ってます。
私が文化人類学系の学者だったら、絶対研究してましたね。
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