コスモスLive
猫の散歩にまたまた高原に出かけてきました。近場です。
とは言え隣県で、何年かぶりにコスモス畑を見に行ったら、ライブ会場になっていました。屋台もたくさんあって、入場料も上がっていました。コスモス畑に日本語の上手な異国の格好した人が、知らない音楽を奏でていました。
母が若い頃は、無料で一面のコスモス畑が見られたそうです。
コスモス以外にも紅葉した植物が植えてあるなと思ったらコキアでした。なかなかカタカナの植物の名前が覚えられません。漢字でも覚えられないのが、植物の種類の多さを表しています。
食べ物も覚えられません。名前を言って注文したのに、何だったか思い出せないのです。トルティーヤでもタコスでもなく、鶏肉をスライスしている間に挟むアレです、アレ。だめです。忘れました。
母にひと口もらってチーズハットグ初めて食べました。なぜソーセージをチーズに変えたのかよくわかりませんでした。重たくて、案の定翌日の朝食に残ったのは、チーズハットグとたこ焼きだったのは言うまでもありません。たこ焼きも久々に食べてみたかったのです。
とても人が多くて驚きました。連休だったら、芋洗いだったでしょう。広いから混雑を感じなくて済みました。テーブル席もとても離れていて、感染症をあまり気にすることなく外でご飯を食べることができるというのもいいものですね。
私は桜やコスモスは、なんとなく外で見るものだと思って育ってきました。桜の木は子供の頃、学校に生えていて毛虫がたくさんいて駆除が大変そうだったイメージがあります。同級生の男の子は、桜の木に登ってやはり毛虫に刺されていました。
コスモスは通学路の田んぼ沿いにかつてはたくさん生えていました。今はそれほどでもありませんが、こうした観光名所や線路沿いに植わっているコスモスを通りがかりに見ることができます。
家で楽しむほど好きではないということでは無いのですが、なんとなく桜の木やコスモスは広い場所で群れているのが良いような気がして、家に植える気にはなれません。
コスモスには様々な色がありますが、私はやはりピンクのコスモスが好きです。薄い桃色の花弁が高原に広がって風に揺れているのを見ると非日常感を覚えます。
あいにくと少し曇り空でしたが、帰り道は晴れていました。車の中のフロントガラスから雲一つない秋空を眺めていると今見てきたばかりのコスモスの草原が思い出されて、何か良い風が閉め切った車内に吹いてくるような気がしました。
家にいてそれほど退屈しない人間ですが、それでも用事などなく、ただ何かを見に出かけるというのも良いものです。