アスリートがカップラーメンを食べないほうがいい理由
愛すべきキャプテンのお話
僕が大学4年生のころのキャプテンは
自主練などを誰よりもおこなったり、
キャプテンとしてもチームのことをいろいろと考え試行錯誤したり
筋トレなどに関してもしっかり部位を分けて、週6で通う
などなどいろいろな部分で「ド」がつくほどのまじめマンでした。
そんな彼の「ド」まじめすぎるエピソードして、
1日の摂取カロリーを必ず目標値以上接種する
という彼なりのマイルールがありました。
21:30までの練習を終え、数名で晩御飯を食べに行った帰りに摂取カロリーが足りないからとコンビニでペヤングの大盛りを購入する。
ということがもはやルーティーンと課していました。
夜遅くの練習終わり後の晩御飯の後のカップラーメン。
とても太りそうですよね。
実際、
彼も体重を増やすという目標の元、毎日必要なカロリー以上を摂取するためにこのようなことをおこなっていたのですが、
実は、この生活を続けてもそこまで体重が増えなかったのです。
この前座も踏まえて
今回は、カップラーメンなどをアスリートが食べないほうがいい理由を栄養学的な観点から簡単にまとめていければと思います。
身体を作る主な栄養素
三大栄養素といえば
炭水化物・タンパク質・脂質
です。
五大栄養素になるとこれら3つに
ビタミン・ミネラル
が追加されます。
五大栄養素といわれるくらいなので、
どれも必要なことに代わりはありませんがこの章では簡単にこれら五大栄養素の働きをまとめていきたいと思います。
タンパク質
体のほとんどを構成する材料
炭水化物・脂質
最も効率のいいエネルギー(炭水化物1g=4kcal,脂質1g=9kcal)
ビタミン
体の調子をよくする
ミネラル
食べ物が効率よく体の材料になる役目
すごく簡単に五大栄養素をまとめるとこのような形になります。
また、これらの栄養素は「チーム」でしっかりとした働きが行われることからも
バランスの良い食事
の重要性がうたわれていると思います。
なぜ、カップラーメンは食べないほうがいいのか
ではこれらを踏まえてなぜカップラーメンは食べないほうがいいのでしょうか。
脂質が多く含まれていて、消費しきれないカロリーが蓄積されることによって体重が増加するから。
なのでしょうか。
確かにアスリートほど日々運動を実施していない人たちからするとそのような意味合いで正解だと思います。
しかし、アスリートにおいては、消費カロリーも多くなるので
冒頭の僕の大学時代のキャプテンのように、摂取カロリー満たしていてもそこまで太ることはないのではないかと思います。
キャプテンが自主練習などで人よりも多くのカロリーを消費していたからのでしょうか。
もしくは、キャプテンの基礎代謝が高かったからなのでしょうか。
もちろんそれらの要因も関係はしていると思います。
しかし、栄養素の関係同士での観点からみるとまた少し違った考え方ができます。
それは、
カップラーメンなどに含まれる大量の砂糖や油脂を体内で分解するために大量のビタミンとミネラルを使用してしまい、
体内のビタミンとミネラルが足りない状態が続いてしまうといった観点です。
先ほどはそこまで詳細に記載しませんでしたが、ビタミンやミネラルは運動の中では、スピードやアジリティー系のトレーニングで多く必要とされる栄養素だとされています。(僕が行っているハンドボールも例外なく重要)
また、先述していた栄養素はチームで働くということからも
ビタミン・ミネラルの不足は、その他の栄養素の消化・吸収にも影響を与えます。
また、ビタミン・ミネラルはどちらかというとかなり意識しない食べ物なのではないかとも感じます。
意識して取ろうとしてもなかなか毎日一定量以上接種することも難しいイメージがあります。
手軽でおいしいカップラーメンですが、その裏に潜む危険性には十分配慮したいと個人的にも感じました。(もうアスリートでもないので(泣))
今回は、本当に栄養の表面も表面の部分しか触れることができておらず、炭水化物やたんぱく質の効率的な摂取の仕方などまだまだ深堀していきたいなとかんじたこともあるので、定期的に栄養のこともnoteにまとめていければと思います。
カップラーメンモヒカエタイトオモイマス。