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【サッカー】ジリ貧化してるJリーグ

こんにちは。noteアプリが「今月投稿すれば連続記録」ってうるさいんで書いてます。

今年開幕30周年を迎えたJリーグ。
ここに来てジリ貧になってる感じです。

ジリ貧って要するにリーグの価値が下落してるって事です。じゃあなんでそうなるのか考えられる原因をいろんな角度からぶっ刺していきます。

リーグの価値とは?

Jに限らずリーグとしての価値とは何か?というと選手です。

プロスポーツを観に行く動機は基本「〇〇選手が観たい」が大半。スターが多ければ多いほど必然的に観客数は上がりリーグの価値も上がります。
ただしjリーグには根深い問題が...

根っからの問題
「有望株の海外流出」

これに関しては仕方ないです。
選手は文化面もビジネス面の規模感も桁違いのヨーロッパに行きたいに決まってます。

流出に関してはもうどうしようもないのですが、個人的に不満がある点は一つ。それが

クラブは移籍金をちゃんと取れ

これに尽きます。日本人選手が海外に移籍する時ありがちなのが。

契約切れてフリーで移籍(移籍金なし)
契約期間まではレンタル→完全移籍に移行

有望な選手が流出してもクラブには一文たりとも残らずなケースも。

とにかく選手の売り方が下手なんです。
なぜ海外から日本人選手が人気かというと
「コスパよく獲得できるから」は大きいかと
悪くいうと舐められてます。

結局シントトロイデンとポルティモネンセの餌食にされてるだけ。

選手を高く売るノウハウが足りてないのが実情です。(勿論高く売れるケースも有り)

また海外挑戦する選手は今までは大半が国内で実績を残した選手でしたが、最近は国内クラブでレギュラーでもない若手が海外に抜かれるケースも多発中。

早く海外に行きたい若手日本人
↕︎
有望な日本人を安く買い叩いて育ったら転売したい海外クラブ(最悪ダメなら返品)

ある意味win-winな関係。

もし若手の有望株で高額な移籍金を得られた場合、そのお金でまた補強ができるのに、安価で取られるので結局戦力とクラブの価値が落ちるだけ。

プロスポーツはあくまでもビジネスなのでしっかり稼がないと価値は当然落ちます。

ビジネス関連で言うと今年のjリーグの施策にも一つ文句は言いたい。

無料招待でばら撒き過ぎ

jリーグのサイトやらCMやらを見て頂くとわかると思いますが広告で、「Jリーグ2万人無料招待!!」とかやたらでっかく宣伝してますけど。

正直辞めておけとしか個人的には思わない。

無料招待にも勿論メリットはありますよ。
けどそんなの誰でも少し考えたらわかるので説明しません。

無料招待客が有料でチケット買って来るようになるのかといえばそうでもないだろうし、そもそも無料招待をデカデカと宣伝するって。

「我々は価値を売る能力がありません」って宣言してるようなもんよ。

17万人が無料で観れちゃうリーグに誰が価値なんて感じるのよ。

ずっとお金を出し続けているコアファンが馬鹿みたいじゃん。

恐らく今期の観客動員は数値上伸びるでしょうけど、ビジネス面での成長は無いでしょうね。

自分たちが与える物やコンテンツに対してお金を払ってでも得たいと思わせるのがビジネスの超基本なのにそれができてない。

要するに常にバーゲン。選手もクラブも。
そうじゃないと売れないから一生バーゲン。

最初は良くてもいずれ価値を見出せなくなってオワコン化していく。スポーツに限らずですこんなの。

まあ日本のビジネスが薄利多売とか高品質低価格とかおもてなしとかサービスとかそういう金にならないような部分を重要視する風習なのも原因の一つですけどね(ここを語りだすとキリがない)

まあ価値のある選手が残らないリーグに金払ってまで観る人なんて少ないので、無料企画に走るのは仕方ないっちゃ仕方ないですけどね。

じゃあその中でリーグの価値を上げ方で一つ思いつく方法があって。

価値🟰選手なら、海外から連れて来れば?

これは一つのアンサーです。
まあご存知の通りこれを実行したクラブがあるんですねど。はい。ヴィッセル神戸です。

ポドルスキ始め、イニエスタ、サンペール、フェルマーレン、ビジャ、ボージャンなどなど。

世界のスターを獲得してクラブの価値、リーグの価値を引き上げようとしていました。

実際イニエスタフィーバーで神戸戦のチケットが会場問わず全国で完売が続出しました。
海外でも取り上げられることが増えました。

神戸が新たなビジネスモデルを確立するかと思っていました。しかし...2023年7月現在
「そして誰もいなくなった。」

神戸に限らず、サガン鳥栖のトーレスやガンバのスサエタのように海外で実績のある選手がJリーグで活躍できないケースは意外に多いです。

その理由の一つは
「Jリーグのサッカーが特殊すぎる」点です。
細かいことは省きますが、ガラパゴス化して、アジャストできない事が多いです。

ワールドカップでスペイン、ドイツに勝てたのも、特殊な日本式サッカーに面喰らって合い手が対応し切れなかっただけというのはあります。(余談)

そのため選手を獲得できたとしても、長く活躍できずに結局他国に流れてしまう事が多いです。

下手するとこの経験が積み重なると「Jリーグに行っても無意味」と思われる最悪な事態になりかねません。

なんなら今Jリーグは「イニエスタを戦力外にしたリーグ」って思われててもおかしくありません。

「イニエスタはJでは通用しなかった」と言う論は脳内お花畑過ぎます。

結局、有望株は流出するしリターンも得られず、海外から獲得しても独自色に馴染めずに定着せず、リーグに空洞化を産み、なんとか阻止しようと無料ばら撒きレースが開始され、価値がどんどん下落していく。

今後更に厳しくなっていく

今後益々人口が減少して顧客の分母が減っていく中で一人当たりの単価を上げないといけないフェーズになってくるかと思いますが、jリーグはお金を払う価値がないリーグになりかねません。

そう思うのはファンだけではなく、スポンサーやコンテンツ配信会社も同様。(今だとDAZN)

下手したら数年後一気にオワコン化している可能性すらあります。

危機感を感じていないとおかしいぜJリーグさんよ。

自分たちから海外に舐められるアクションばっかり取ってる場合じゃないんです。

まずはプロスポーツはあくまでビジネスであることを理解しましょう。話はそこからです。

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