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【サッカー】川崎フロンターレのゴミス獲得に対する期待と不安
こんにちは。
唐突な補強と流出は思わず変な声が出るyumaです。
今季の新戦力として、バフェティンビ ゴミス選手と契約合意いたしました。https://t.co/Aufv33VKJy
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) August 8, 2023
なお、同選手は来日後、選手登録手続きが完了次第、公式試合に出場可能となります。
ようこそ、川崎フロンターレへ!
【広報】#frontale #Exceed_ pic.twitter.com/zsVVOMAusH
今回はこの超唐突に発表された川崎フロンターレが元フランス代表のバフェティンビ ゴミスを獲得した件について触れます。
と言っても、私は彼を知ってはいるが、どんなプレーヤーなのかはわかりません。そもそもこのnoteはサッカーの記事を書いたとしてもプレー面は一歳触れないスタイルでやってます。
なので今回はゴミスを獲得することでフロンターレが今後どんな変化をしていくのかに着目してきいます。
期待
クラブ価値の向上
この件に関しては一つ前の記事にも触れています。気になる方はまずこちらから読むと話がわかりやすいかと。
リンク飛ぶほど興味ない人はその下の今回伝えたい部分だけ抜粋したスクショをどうぞ。
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この記事ゴミス獲得前に書いた記事なのですが、まさにその通りのことが起きたと思いました。
ゴミス獲得記事への反応をみると、注目度が高いことがわかります。
そのためゴミスがくることでフロンターレに注目するようになる人も増えてくると思います。
海外厨と言われる層もゴミスを観たいと思ってスタジアムにくる人もいるでしょう。
「ゴミスにそこまで期待できないでしょ」と思う人もいると思いますけど、それ多分神戸のせい(おかげ)で感覚麻痺してますね。
ある意味神戸のリーグに残した功績って大きいのかも。まあいいや。
フロンターレにとっては初のフランス国籍選手獲得です。今までは基本ブラジル人若手路線でスカウトを構築してきましたが、今回は初のヨーロッパ出身で実績もある選手。
今回の獲得が成功すればヨーロッパ路線の選手の開拓もそうですが、ヨーロッパに川崎フロンターレないしjリーグの認知向上に繋がることが期待できます。
要するにマーケット市場が拡大するチャンスということです。
流石にフランス人がフロンターレの試合を観るようになるとまではいかないでしょうけど、認知度が上がることはもちろんメリットです。
過去には
フロンターレは2022年にタイ代表のチャナティップを獲得。
タイ大使館とタッグを組んだイベント
「抱きしめタイ!」開催や「2022Jリーグアジアチャレンジinタイ」に参加とタイ、東南アジア圏にマーケットを拡大させる事に成功。
ビッグネーム獲得はこのようにチーム強化以外のメリットもあります。
ゴミスにも期待しましょう。
ただ個人的にフロンターレだからこその不安も感じます。
不安
これまでの選手と同じ扱いで良いのか?
フロンターレの新加入選手にはある慣例がある。それは...
日本代表「初出場・初得点」を記録した「持ってる男」 #山根視来 選手。実は普段からバナナも持ってる男。そんなミキも大好きな「かわさき応援バナナ」も販売するイベント「ドールランド春」が4/3(土)に等々力で開催!!詳細はこちらhttps://t.co/UNQaL98BmG
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) March 25, 2021
【プロモ】#frontale #かわさき応援バナナ pic.twitter.com/3mJ6GmBqln
バナナを被ること。知らない人のために説明すると。
みなさんご存知の食品会社Doleはフロンターレのスポンサーで、フロンターレは支援してもらってるスポンサーのためにユニークな方法でPRしていて、フロンターレに入団した選手はみんなこのバナナのカツラ?をかぶって写真を撮るのが恒例なのです。
元ブラジル代表レアンドロダミアンでさえも例外ではなかった。
ただ今回は話がちがう。もしゴミスがバナナを被りそれが母国メディアに報道されたとしよう。
彼はセネガル出身のアフリカ系フランス人だ。
バナナは時に人種差別の象徴として用いられる時がある。
スポンサー事情など知る由もない母国やフランスでバナナを被っている写真がでようもんなら下手したら人種差別という国際問題に発展しかねない。
ゴミス本人がもし事前にバナナを把握してて(バナナを把握するってなんだよ)快諾したとしても、スタッフが止めるべきだろう。
絶対にここは間違ってはならないと思う。
だが、やらなかったらやらなかったでフロンターレらしさは損なわれる恐れもあるし、露骨にゴミスだけNGにするのもなんかそれはそれで日本国内で批判される気はする。
でも今回は辞めるべきだろう
(本当に余計なことするなよスタッフ...)
バイエルン・ミュンヘン戦での出来事
なぜ私がここまで危惧するかというと、先日のバイエルンミュンヘン戦の試合後のスタッフの行動にある。
【 #メーカブー抱っこされる 】
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) July 30, 2023
メーカブーはどのマスコットよりも
世界に進出してるのでは、、、⁉️⁉️
FCバイエルン・ミュンヘンの選手たちにも抱っこしてもらいました🥺
ゾマー選手にメーカブーが
カブレラとたかたのゆめちゃんの子どもと伝えると「ナイス‼️」と話してくれて、この笑顔😊… pic.twitter.com/C8tkReA1pl
いくら「こんな人にこんなことさせちゃうの?」でお馴染みなフロンターレとはいえ、これは流石におふざけがすぎるなと思いました。
てか何これ?って言われても説明面倒すぎるし、多分説明しても????ってなるだけだろう。
噂によると、バイエルンの監督にも抱っこしてもらおうとお願いしに行って怒られたとか。
(何してんだ本当に...)
せめて内輪ネタにしてほしかった。
「バカなことをさせてくるクラブ」なんて印象持たれたらグローバル化なんてその時点で終わりだ。(尚フロンターレのサポーターは特別な訓練を受けているのでバカなことをしてても、されても「あーいつものやつね」くらいで片付けます。)
内輪ネタで散々盛り上がってきてもはやクラブのアイデンティティでもあるフロンターレ。
らしさを出しつつ今後のグローバル化に対応できるのか。まずはゴミスで答え合わせをしてみましょう。
ゴミスは現在38歳。フロンターレでのキャリアは長くはなさそうだが、彼が与える影響は今後のクラブにとって多大な物になるでしょう。
それをポジティブにできるかどうかは勿論クラブ次第です。
これだけ実績ある選手がキャリアの終盤にフロンターレでの挑戦を選んでくれました、彼を信じて応援しましょう。
Lion, conduis-nous à la victoire !