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”チームのために”は選手として必要か

充実したOFFを過ごさせてもらってます。

来年勝負の年なので最高の状態でスタートするためにも
いろんなことをアウトプットしていきます。

早速本題に。

このオフ期間でこんな問いを自分に課してみた。
『チームのために行動する、プレーすることは必要か?』

皆さんはどう思っただろうか。
おかしくなったのか?と思った人は最後まで
お付き合いください。

もちろん、少し前の自分であれば
「いや、そんなの当たり前だ。チームスポーツだからこそ
チームのためにプレーすることが良い選手なんだ。」
と偽善者のように思い込んでいた。

多くの人が僕と同じ考えなのではないだろうか。
日本人はとてもよく気が利いて、集団行動も得意
な人種なのでこの考えがよく浸透している。

思い込みというのはとても怖いと思う。
何にでも問いを立てて立証していかなければ
ならないと思う。

一種の洗脳的なものは思考が固まって、
偏ってしまう。固定概念はなるべく持たず、
ブラッシュアップ、ブラッシュアップ。



でも結果主義なプロの世界に入ってそんな簡単な
問いでもないということに気がついた。

なぜなら、
自分のことしか考えてないような選手がどんどん
ステップアップしていく、
さらにはチームの結果に良い影響をもたらしている
という事象に直面したからだ。

これは結構自分の脳内を狂わせてくれた。

自分自身もプロの世界にいるからこそ、結果を
出せないままで良いわけ無い。

「俺も自分のことだけ考えてサッカーした方が
結果を出せるのか。」

「チームのことを考えない方が楽そうだし。」

「そういう世界なのかな。」

もちろん、チームのために必死に行動して
結果を出している選手も多くいた。そういう選手を
自分は尊敬し、羨望の眼差しで見つめていた。

でも最終的に現時点での答えはくっきり出た。

それは
【俺はチームのために行動することも必要だ。】と。

この世界には2種類の人間がいる。

自己中心的に行動した方が良い選手と
利他的に行動した方が良い選手。

そしてサッカーの世界、アスリートの世界には
自己中心的に行動した方が良い選手が多いということ。

そして自己中心的に行動する選手にも
「自分は自己中心的に行動した方が良いタイプだ」
というのを承知の上で行動している選手がいることも
理解することができた。

これを理解しているかはまた180°変わってくる。

ただただ自己中にプレーしてそれが結果的に
自分に良い影響をもたらしている選手もいれば、

自分は外に意識を向けると、プレーがどうしても
思うようにいかなくなるから、それだったら自分の
プレーだけに集中してプレーで引っ張っていこう。

これを理解しているかは、確実に他の選手にも
伝わっており、チームのための自己中心的プレーと
いうのは良い雰囲気で良い影響を与えてくれる。


そして僕はというとおそらく、
「チームのために行動することが
上へ上がっていくための一つの方法」
だと考えている。

もちろん、それが答えかどうかはわからない。
選手になって活躍している訳でもないし、チームに
良い影響を及ぼすどころか、自分のことで精一杯
な状況だ。

これから考えが変わっていくかもしれない。
でも現時点ではこう結論づけている。

それはなぜなのか。

わかりやすいのだとそれはシングルタスクが
得意なのか、マルチタスクが得意なのかでも
分かれてくるのではないかと思う。

でも自分の中では大きな理由が二つある。

一つ目は自分の特徴や得意プレーがそもそも
プレーで引っ張るようなものではないということ。

もちろん、どんなプレーでも引っ張っていく
ことはできなくはないと思う。
でも結果が全ての世界では結果を出す選手の方が
引っ張っていきやすいのも事実。

誰がどんなプレーをしているかでも人格を含め、
影響を与えられることもあると思うが、
だとしたらチームへの行動の優先度が上がるはず。


二つ目はチームのために行動できていると
感じて自分に酔うくらいがちょうど良いのでは
と思うようになった。

自分に酔うことで結果的に自分にもチームにも
良い影響を与えられる。
これが今の自分が出した結論。


そして追加で、

試合に出てる出てない、
ベテランだ、若手だ関係なくどんな状況でも
そういう行動を取れる選手が常に自分にとって
キラキラしてとてもかっこよく見えていた。

どうしようもないくらい尊敬できていた。
そこにサッカーがどうのこうのは一切なかった。
良い人たちに関わってきた証拠だと思う。

また、今までもそういう生き方を
してきたのも大きいと思う。

ピッチ外にサッカーの神様がいるということを
中学の時から徹底的に叩き込まれてきた。

その信念をプロになったからといって
曲げたくはない。

だから何をするのかということは決めてない。
クラブ、選手の色によっても違うと思う。
でもどんな状況でもどんなにきつくても
チームのためにという想いは忘れずに
闘っていきたい。


クリスマスイブにも関わらず、読みにくい文を
読んでいただきありがとうございました!

最近買ったユニクロのヒートテックの靴下を
枕元に置いて寝たいと思います。






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