無題

【胃がん】術前抗がん剤の効果、1クール目

こんにちは。ブロガーのMです。

前回までは、ボクが人生ではじめて抗がん剤を投与したことや、副作用についても書きました。

この時はボクにとって一番つらい時期で、なぜかというと、やっている抗がん剤はがんを退治するためのものではなく、がんの治療(手術)が出来るようにするための「神頼み」みたいなものに過ぎなかったからです。

よって、抗がん剤に効果がないとなれば「死」を受け入れるしか他に選択肢がなくなります。しかも、抗がん剤で必ず効果が出る保証はどこにも存在しませんでした。


抗がん剤の休薬期間、慌ただしく続く検査

胃がんの臨床試験が2011年の暮れに開始され、3つの抗がん剤を使った術前化学療法を受けました。

前回の記事 【胃がん 治療】1番つらい時期は?待ち受ける“死”の終着駅

2012年を迎えると同時に2週間の"休薬期間"に入りましたが、1月4日の検査で採血とレントゲン。1月12日も再びがんセンターへ出向き、採血と造影剤のCT検査。年末年始は、「生きる希望」を見出すためにバタバタと慌ただしく過ごしていました。

そして、12日の診察では、腫瘍内科医の先生から抗がん剤投与の1クール目が終了した時点での"効果"がどれくらいあったのかについて、結果の説明を受けました。

ボクにとって、術前抗がん剤は生きる術を作り出すための唯一の望みです。その第1回目の結果報告ということなので、さすがのボクも思わず緊張で体が硬直してしまいました。


医師から告げられた"がんの縮小率"に不安と危機感

腫瘍内科の医師は、次のように言いながらCT画像をボクに見せる。

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