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街を愛して田舎で暮らす02【ブレインロックの壊し方】

これは25歳まで普通に暮らし
地元を出たことがなかった筆者が
一本の電話から
出会った人たちの
エッセイです

その2

えっ!それも、、、
いらないの
ヒッピーの教え

沖縄くらしのパートナーは中学生時代に

ヒッピー文化を継承していた

一緒に暮らし始めて

田舎者の僕は

彼女行動や言動に驚きながら

ブレインロックを壊していった

彼女の言葉に

次に驚いたのは

テレビいらない

電子レンジも

クーラーも

冷蔵庫も

洗濯機も

だった、、、

しかし僕は

洗濯機は2層式をもらい

なんとかキープ

冷蔵庫も冷たいビールが飲みたくて設置

譲歩してもらった

彼女は古民家の五右衛門風呂を

掃除して復活させ

海から流木を拾って風呂を焚いた

そして数千円の

時計式薪ストーブを買い

薪で食事を作った

都会の女性だと思っていた

19歳のパートナーは

僕よりも火を上手に使い

田舎くらしのことは

なんでも知っていた

そして

我が家は

夕飯時はいつも煙だらけで

服はいつも焚火の匂いがした

僕は犬の散歩で薪を拾い

テレビの代わりに本を読んで

電子レンジのかわりに蒸し器を使った

夜は親戚の押し入れの奥から

見つけてにもらったという

大きな麻の蚊帳を張り眠った

近所のおじー、おばーは

懐かしいなと笑っていた

ないことになれるのは

あっというまで

過去に

タイムスリップした

見たいだった

特にテレビのない静けさは

鳥や虫の声が聞こえて

サンシンという沖縄三味線が

いつも遠くから聞こえていた

風が吹くと

波の音も聞こえた

そして

なんにもない

昔のくらしは

全然お金がかからなかった

そしたら

毎日働きに行かなくて良いことに

気付き

お金を得るのに

週3日働いたら丁度よいことに気が付いた

週4日は好きなことが出来るのである

沖縄の人はあまり他人を

とやかく言う文化がないので

あまり仕事をしていなくても

周りの目はやさしかった

週6日働いた僕は

当たり前だと

思っていたことが また壊れた

つづく







  • 自然に生きるヒッピー文化から学ぶ、物の必要性を見直す暮らし方とは?

  • 何もない、でも何かある。

  • 週3日働くことで得られる豊かな暮らしとは?生活コストを見直すことで、自分らしい時間を作ろう。

  • 都会の人も参考になる、沖縄の自然環境と共に暮らすためのエコな暮らし方。

  • 周りの目を気にせず、自分らしく生きるヒッピー文化から学ぶ、人生を楽しむためのヒント。

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