五箇山・合掌造り集落の移住者募集プロジェクト

満員電車や渋滞、長い順番待ちなどを日常的に体験すると、もっと自然に囲まれた環境で暮らしたいと感じるようになります。ランニングで田園地帯や森の中、川沿いの道などに向かうのも、根っこの部分でつながっているのだと思います。

そんな気持ちが高まっているときに、富山県・五箇山の合掌造り集落で空き家に移住者を募集する取り組みが行われていることを知りました。「世界遺産に住まんまい家?」プロジェクトと名づけられています。

五箇山といえば、岐阜県の白川郷とともに合掌造りの集落が世界遺産に指定されている場所。是非訪れてみたいと長らく思っているところです。

今回のプロジェクトは、五箇山の中の相倉(あいのくら)集落で、合掌造りではありませんが築100年の古民家に移り住む人を募集するというものです。家を紹介する動画が公開されています。

なんて素敵な、、!
まわりの雰囲気も家の中も、趣き満点です。
いいなぁ〜と思いながら、募集要項とFAQを何度も読み返しました。

受け入れは1組だけなので、選考を通るのは並大抵のことではありません。10年前に相倉集落で同様の移住者募集をしたときは、50組以上の応募が寄せられたそうです。今回もすごい競争率になるんだろうなと思いつつ、冬の雪や寒さはどれほどだろうとか、買い物はどこまでいくことになるのだろうとか、いろいろ考えてしまいます。

うちに、相倉集落で生まれた方による写真集があります。そのページをめくりながら、想像が膨らんでいくのです。

募集の締切は11月21日(月)。もう間近です。応募するには相当の覚悟が必要ですが、何とも魅力的なプロジェクトだなと思います。

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Sampo(山帆)
いただいたサポートは、ローライ35Sやローライフレックス2.8Cなどで使用するフィルムの購入や現像などに使わせていただきます。