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高島屋の企画展「クリエイティブリユース ―廃材・端材からはじまる世界―」
久々に都心に行き、用事を終えてから高島屋の「クリエイティブリユース―廃材・端材からはじまる世界―」という企画展を見てきました。
紹介のパンフレットによると、クリエイティブリユースとは「モノと人との新たな関係を築きながら心豊かな暮らしをつくってゆく、リサイクルの概念を超えた廃棄物の再利用の方法」とのこと。
一部屋のみのこぢんまりとした会場ですが、釘や金具、ボタン、紐などが色や素材別に分類されて展示されているスペース(廃棄物といっても、ゴミ捨て場から持ってきたようなものではなく、色々な店や工場などで不要になったものが集められたような感じ)と、実際の作品が飾ってあるスペースがありました。
私が目を惹かれたのは後者の方。これは、お皿や子ども用の知育カードを利用した時計。
こちらは、富田菜摘さんが金属の廃材などで作ったネズミとフラミンゴ。
使われなくなったものを素材にこうした作品を作ろうという発想にも感嘆しましたし、そこから生まれたものが持つどことない温かみにも、とても魅力を感じました。
私は富田菜摘さんのこと初めて知りましたが、廃材などをつかったアート作品の展覧会をたびたび開催していらっしゃるようです。こちらは、2018年に高島屋で開催された個展の紹介記事。
フクロウとかコウモリとかコアラとか、写真で見るだけでも思わず頬が緩んでしまいそうな動物たちがたくさん。ぜひ、現物を見てみたいものです。今後、東京で個展などの予定が決まったら、絶対に見に行こうと思いながら帰ってきました。
この企画展を監修した大月ヒロ子さんは、『クリエイティブリユース―廃材と循環するモノ・コト・ヒト』という本も出されています。以前に読みましたが、海外の事例がたくさん載っている興味深い一冊でした。
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