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突然の青森旅行③ 最終日は弘前でママチャリ・ライド

天気も良く、思いきり楽しんだ青森旅行。好天だったのは、ある意味当たり前でした。予約したのが出発前日で、天気も気温もしっかり確認して行き先を選んだからです。たくさん歩いたり走ったりするには、天気も気候も大事だな〜と、改めて実感しました。

最終日は電車で弘前に行きました。宿をチェックアウトしてリュックを背負い、青森駅へ。電車に乗る前に、駅前にあるねぶたの美術館ワ・ラッセを見学することにします。今年8月のねぶた祭りで使われた実際のねぶたが、もう展示されていました。

大きいですね。間近で見るとかなり迫力があります。

これが実際に夜の街を練り歩くのかと思うと、、どれほどの熱気なのか。見てみたい!

電車の時間に合わせて駅に行きます。弘前まで45分ほどです。

駅ビルの一角にある観光案内所で自転車を借りることにしました。これが、この日の相棒。

カゴの前にりんごの形をしたプレートが付いた、ママチャリです。

観光案内所の人が「今日は暑いね〜」という中、前かごに大きなリュックを乗せて弘前の街中にこぎ出しました。

向かったのは5kmほど離れたりんご公園。この日はたしかに暑かったです。気温32度ぐらいの感じ。長い距離を歩くのは大変そうでも、自転車なら平気です。

りんご公園

ここに来たかったのは、りんごのもぎ取り体験ができるから。80種類ほどを栽培していて、今年は8月初旬から収穫が始まっているそうです。

りんご園の中。おいしそう!色付きのよいものを選んで収穫しました。

私たちが行った数日後からは、もぎ取り用のりんご不足でしばらく体験が休止になったそうです。夏に収穫できるものは、限られているんでしょうね。

りんご園では、りんごソフトクリームも食べました。これはおいしかった!写真だとわかりづらいですが、ほんのり緑色をしています。

ふたたび自転車に乗って、弘前城を目指しました。石垣補修のため天守閣を曳家で移動させるということが、数年前話題になったのを覚えています。

「仮の場所」にある今の状態でも、天守閣の中に入ることができました。

弘前を巡っていて、青森に興味を持つきっかけがもうひとつあったことを思い出しました。森沢明夫さんの「青森3部作」と呼ばれる小説を以前読み、とても面白かったのです。

カーリングがテーマの『青森ドロップキッカーズ』、弘前がたっぷりと出てくる『津軽百年食堂』、そして現代と縄文の時代が話の中で行き来する『ライアの祈り』。それぞれが単体の作品でありつつ、あわせて読むとより楽しめるエピソードも出てきます。弘前を見学するうちに、また読んでみたくなりました。

弘前駅で自転車を返すと、青森旅行もほぼ終了です。電車で新青森駅に向かいました。そのまま新幹線に乗ってもいいのですが。

最後にリュックを背負ってもうひと歩きしました。駅から10分程の場所にコープのお店があることをGoogleマップで見つけ、行くことにしたのです。

新幹線の中で食べる晩ごはんのお弁当を探すのが目的でした。駅の中でも売っていますが、街中のスーパーで調達したいなーと。コープでは690円(だったと思います)のお寿司と、帰宅後に食べるための地元産フルーツトマトを買いました。

このお寿司もフルーツトマトも、とてもおいしいものでした。帰宅後にスマホの歩数計を確認したら、旅行中は毎日3万歩ほど歩いていました(朝ランの分も含みます)。たっぷり歩きしっかり楽しんだ、初の青森旅行でした。

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