立憲はこの選挙かなり停滞?~真に伸びたのは第三極~
今回の衆議院選挙
立憲が議席を大幅に伸ばし、反自民の受け皿になったと思われがちです。しかし全く事実に反し、むしろ大きく伸び悩んだ結果と考えます。
1.消去法で選ばれただけ。
まず第一に、これをみていましょう
自公が大幅に支持を失いました。(自民党は26.8% 公明は16.2%)
計648万票も消えました。これは期待できる政党がなく単に選挙にいかない人が増えたのも一員でしょう。
それを考慮してもこんなに減るのは、裏金問題の逆風によるものでしょう。ではこれらの受け皿になった党はどこなのでしょう。
まず野党第一党を思い浮かべるかも知れませんが、違います。
なぜなら比例票が全くに伸びていないからです。国民民主やれいわ、保守、参政が大幅に票を伸ばすなか(計約800万票)
なんと立憲は5万票しか増えていない、全体で見れば誤差の範囲です。。
ここまで自民党に逆風が吹いて置きながら対となるべき野党第一党は前泉代表が裏金逆風の前に立てた150議席という目標すら超えることができていません。
立憲が議席を大幅に拡大できたのは小選挙区で自民党から議席を奪えたからですが、消去法で、自民もだめだし他の共産党もだめなら、立憲にしよう。
こうとしか考えられないでしょう。小選挙区で、立憲に入れた人の相当数が他の野党に流れ、比例でも立憲に入れた人は増えず、散々な結果です。
おそらく今後の世論調査では一時的に支持率が上がるでしょうが、大したことはないでしょう。将来性がなく、これ以上伸びることはないです。後10年経ったら世代交代(支持層が死去)も進み、立憲は消滅しているでしょう。
結論 老人情弱は一定である。
立憲に入れた人は殆どが高齢者であり、テレビしか見ない層でしょう。立憲はまず政権取ったら「紙の保険証を復活」させるそうですが、他の政策や行動を見てもあほな高齢者票を狙いに行っています。
立憲を支持するような層は殆どが高齢者であり、裏金問題があったのにもかかわらず、前回から横ばいで立憲が比例票で嫌われたのがそれを表しています。立憲に入れてしまうそうは一定ということでしょう。
では本来野党第一党に行くべき自民の流れ票はどこにいったのでしょう。
2.第三極が大躍進
「国民民主」「れいわ」「参政」「保守」が真の勝者なり。
真に消去法ではなく、一定程度支持された、将来性がある政党は、この上記の4党でしょう。維新に関しては政策的には第3極ですが、大阪以外では大敗です。
新たな第三極が伸びた理由として
1.SNSにおいて、指数関数的に知名度が拡大し、支持を集めた。
2.自民にも野党第一党にも期待できない層の票を取れた。
3.演説や政策などでも支持を集めた
点が絡み合い、それぞれの効果を倍増させたことにあるでしょう。
国民民主
→リハックやYoutubeの切り取り動画の爆発
→石丸効果
→玉木、稲葉の安定感と正論パンチ
→手取りを増やすのメッセージなど経済政策を争点に
による相乗効果でしょう。SNSで若者を中心に支持が広がり、若者が親などに伝えた感じがあります。演説でもかなり人が集まっていたのはSNSと石丸効果が大きいでしょう。
石丸伸二氏の言動にはいい思いを抱かない人もXでは多いようですが、現実とは大きく異なるものです。
国民民主支持の4割が石丸氏に入れているし、胡散臭いと思う人も一定数いるでしょうが、それでも政策や個人への信頼が上に来た結果でしょう。
石丸で減る票より増える票が多かったことは明白です。
れいわ
→良くも悪くも知名度抜群、観覧数も取っている
→未来に絶望し、空想を期待する層に刺さった
SNSでは批判がほとんどですが、良くも悪くも知名度があるので、第三極に期待し、苦しい生活をしている人にささったのでしょう。
保守
→自民の左傾化が進む中、保守層、右翼に刺さる政策を掲げた
→期待度があり、観覧数も非常に多く注目されている
→著名人や有名政治家などが多数所属
まあ伸ばすのは当然でしょう。高市自民党ならここまで躍進はできず、石破だからこその結果と思うべきです。
参政
→代表を始めとし皆、演説がうますぎる
筆者はここまで参政党が伸びる理由はよく理解できませんでした。2022年はSNSでも凄い勢い、旋風でしたが今はそうでもない感じです。
演説がうまく、熱意がとても伝わってきました。それが高齢層、テレビ層にも受けたのかもしれないです。
総合
SNSを制すものが選挙を制す!時代の幕開けである!