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収録曲のこと

Blue Glow 収録曲について
ちょっとした説明を書きたいと思います

・10×10stories
建物に見立てて
10階建てというタイトルをつけました
文学手法10×10のラテン方陣より
数字とアルファベットからメロディを起こして曲を制作しました

•Blue Glow
タイトルチューンBlue Glowは
恒星シリウス=ひかるものを意味しています
メロディの中に星の音が聴こえるので星の名前をタイトルにしました (シリウス和名:青星)
シリウスにはシリウスAとシリウスBがあることを知り、曲を二部形式に構成しました
また、パッと光る”自分にとって大切な瞬間”の意味もこめています

•Whirlwind
くるくるっと巻き上がる風
魔法の呪文を唱えた時のような
時空の歪む瞬間
そんな曲です

•Flushing
花の蕾がひらく瞬間をメロディで描きました
聴く人によって蕾が開く瞬間が違えばおもしろいなと思ったりします

・Twin dolls
ミュージカル映画Wizに登場する双子の人形が気に入って曲をかきました
ピアノトリオ用に書いた曲でしたのでアルバムに入れる予定はなかったのですが、偶然にアーティスト関本幸治さんの双子の作品を見て”双子”は自分の作品にも投影したい題材だと再認識して収録を決めました

・ Cubism
チェコのキュビズム建築
“ブラックマドンナ”の
摩訶不思議な螺旋階段を登る曲をかきました
Cubismというタイトル通り
時間的にも空間的にも多角的な配置をイメージしました

・ Softly as in a morning sunrise
ライブで演奏したオリジナル曲が思っている感じにならなくて後日かき直している時に、ふとSoftly as in a morning sunriseにあうかもと思いついてリアレンジしたものです
この曲ではピアノエフェクターを使用しています

・ Golden
海底から見上げた水面に映る太陽をイメージして描きました
沈んでいく自分
聞こえる音は心臓の音だけ
不安なような心地よいような
そこに差し込む揺らぐひかり
そんな曲です

・ Parthenope
この曲はリズムからリフをつくり
モチーフを展開させていきました
点を線に、線を面にした曲です
最初に出来たフレーズが11拍だったので
小惑星11 Parthenopeをタイトルにしました

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